ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
現在、 フジロック ブログ と化しています。

ルイジアナ&テキサス色のクリスマス!!

2018-12-25 00:32:39 | ニューオーリンズ
VA / Blues, Mistletoe, and Santa's Little Helper

メリー・クリスマス!!

今晩はクリスマス・イヴでしたね。


という訳で、私のお気に入りのクリスマスアルバムを。しかも敢えてマイナーなやつです。

ニューオーリンズのレーベルとして知られた BLACK TOP による「Blues, Mistletoe, and Santa's Little Helper」。92年〜95年の録音。ジャケがいかにもって感じですよね。

アール・キング、グラディ・ゲインズ、アンソン・ファンダーバーグ&ザ・ロケッツ、ロッッド・ピアッツァ&ザ・マイティ・フライヤーズ、リック・ホームストローム、リン・オーガスト、ロバート・ウォードなどなど、ブラックトップを彩った個性豊かなアーティスト達が、各々クリスマスにちなんだ曲を演っています。

個人的には大好きなアール・キングによる「Santa Don't Let Me Down」が白眉。バックにはジョージ・ポーター・ジュニア(b)、デヴィッド・トーカノウスキー(p)、ハーマン・アーネスト(ds)達という鉄壁の布陣。アール・キングの歌とギターも冴え渡る。

ザディコのリン・オーガストによる「Christmas By The Bar-B-Que」も泥臭くて良いですし、テキサス系ではアンソン・ファンダーバーグのパキッパキのギターにサム・マイヤーズの渋い歌声が絡む「Sam's Christmas Blues」も良い。グラディ・ゲインズが軽快にブロウする「Grady and Santa Is Coming To Town」のバックではクラレンス・ホリマンがギターを弾いていたり。

いや〜、こういうローカル色、堪りませんね!!


ボビー・パーカーによるファンキーな味わいの「Sandy Claw Stole My Woman」も格別です。


という訳で、皆様も良いクリスマスをお過ごしくださいね!!