12月9日は新宿タワーレコードでエリック・モングレインのインストア・ライブを見て来ました。”ラップタッピング”と呼ばれる神業的な奏法で魅了するカナダのギタリストです。日本ではNHKの「世界音楽遺産」でゴンチチに紹介され人気に火が着きました。私もその番組を見てエリック・モングレインの存在を知り、世の中には凄いギタリストが居るな~と驚いたものです。
開演30分前程からリハーサルがスタート。2種類のアコースティック・ギターにいくつかのエフェクター。ギターにはシールドを2本刺していました。ステレオなのかな?それとも繊細な音を拾うためピックアップが2つ仕込んであるのか? ま、機材のことは良く分かりませんが、あの奏法であの音色を出すためにはそれなりの秘密が有るのかもしれません。
それにしてもリハーサルが長かったです。リハーサルと言っても曲を演奏するわけではなく、音作りとチューニングがほとんど。とにかく繊細なチューニング。ちょっと弾いてはチューニング、またちょっと弾いてはチューニングを繰り返していました。その響きは何か変則チューニングでした。そしてイコライザーやら何やらの摘みをいじっては弾き、いじっては弾くの繰り返し。機材的な問題でノイズが乗ってしまうことを気にしていたみたいで、なんとかそれをクリアしようと悪戦苦闘していた様子でした。
それにしてもインストア・イベントでこれだけ真剣に音作りをする人ははじめて見ました。いつ終わるとも知れないそのこだわりの姿に待ちくたびれた私などは内心「いや、インストア・イベントだから…、それぐらいで良いんじゃない? ノイズも弾いちゃえば気にならないし…。」とか思ってしまいましたけど、あのプロ意識は凄い!
で、結局ノイズについては諦めてインストアライブがスタート。ギターを寝かせて弾く“ラップタッピング”の曲を最初と最後に1曲づつ、間に普通のスタイルでギターを持つ曲を3曲程披露。普通と言ってもタッピングを駆使したテクニカルなものでしたけどね。でもやっぱり圧巻だったのはやはり“ラップタッピング”。右手の指で弦を叩きハーモニクスをポンポンと奏で、左手でタッピングを繰り返す。その速さたるや目が追いつきません。しかもただトリッキーなだけではなく、美しい音楽として完成されているところが素晴らしい! ほんの数曲でしたが、あの演奏を間近で見ることが出来て感無量でした。
間違いなくギターの可能性を一歩進めた怪人です。そして笑顔が可愛い。そう言えばかなりの人が集まった中、最前列にはずらっと女性が並んでいましたっけ。
開演30分前程からリハーサルがスタート。2種類のアコースティック・ギターにいくつかのエフェクター。ギターにはシールドを2本刺していました。ステレオなのかな?それとも繊細な音を拾うためピックアップが2つ仕込んであるのか? ま、機材のことは良く分かりませんが、あの奏法であの音色を出すためにはそれなりの秘密が有るのかもしれません。
それにしてもリハーサルが長かったです。リハーサルと言っても曲を演奏するわけではなく、音作りとチューニングがほとんど。とにかく繊細なチューニング。ちょっと弾いてはチューニング、またちょっと弾いてはチューニングを繰り返していました。その響きは何か変則チューニングでした。そしてイコライザーやら何やらの摘みをいじっては弾き、いじっては弾くの繰り返し。機材的な問題でノイズが乗ってしまうことを気にしていたみたいで、なんとかそれをクリアしようと悪戦苦闘していた様子でした。
それにしてもインストア・イベントでこれだけ真剣に音作りをする人ははじめて見ました。いつ終わるとも知れないそのこだわりの姿に待ちくたびれた私などは内心「いや、インストア・イベントだから…、それぐらいで良いんじゃない? ノイズも弾いちゃえば気にならないし…。」とか思ってしまいましたけど、あのプロ意識は凄い!
で、結局ノイズについては諦めてインストアライブがスタート。ギターを寝かせて弾く“ラップタッピング”の曲を最初と最後に1曲づつ、間に普通のスタイルでギターを持つ曲を3曲程披露。普通と言ってもタッピングを駆使したテクニカルなものでしたけどね。でもやっぱり圧巻だったのはやはり“ラップタッピング”。右手の指で弦を叩きハーモニクスをポンポンと奏で、左手でタッピングを繰り返す。その速さたるや目が追いつきません。しかもただトリッキーなだけではなく、美しい音楽として完成されているところが素晴らしい! ほんの数曲でしたが、あの演奏を間近で見ることが出来て感無量でした。
間違いなくギターの可能性を一歩進めた怪人です。そして笑顔が可愛い。そう言えばかなりの人が集まった中、最前列にはずらっと女性が並んでいましたっけ。