ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
現在、 フジロック ブログ と化しています。

余話:タワーレコード

2006-08-27 01:16:03 | 余話
先日、「米タワーレコードが破たん」というニュースを聞いてびっくりしました。
しかもその理由にインターネットによる音楽配信が挙げられていました。
米ではCDを買わず、ダウンロードで音楽を手に入れる人が増えているとか。
わざわざ買いに出かけるより、家でPCをチャカチャカして買った方が便利と言うことでしょうか?

タワーレコードと言えば、今、私が一番好きなCDショップです。
まあ、それはあくまでも日本のタワーレコードの話ですけどね。
もちろん他のCDショップも利用しますが、ブラック系やルーツ系に関しては、
私はタワーレコードを最も信頼しています。

その一方でネットでの音楽配信はアップルに代表されるそうです。
アップルのIPODの普及こそが、この新しい音楽流通システムを支えているのかもしれません。
実はなんだかんだ言っている私もIPODを使っています。
それもかなりのへヴィー・ユーザーかも。

ですが、ネットからのダウンロードで音楽を買うことには抵抗があります。
興味は有りますがいまだに挑戦したことはありません。
ただCDをパソコンに落とし、IPODに移して聴いているだけです。

なのである意味、米でCDが音楽配信に負けたという事実には大変ショックを受けました。
もちろん、そう単純な話ではないとは思いますが…。
しかし日本でも近い将来、そういう事態が起こるのでしょうか?

ただ、日本人の場合、形の有る物を集めたいという微妙な心理が働いてそうで、
最近紙ジャケ・シリーズがウケているのもその表われだと思いますし、
CD棚にズラ~っと並べることに満足感を感じている人も多いと思います。
もちろん私もその一人なんですけど…。

また、ジャケもライナーも無い、単なる音だけというのは寂しすぎますし、
なにより、CD屋に行って探しまくるのが楽しいんですよね~。

でも、レコードからCDに変わるとき、私は圧倒的にレコード派でした。
A面、B面の世界が好きでしたし、ジャケも大きいほうが迫力がありました。
それに比べてCDは味気なく、しばらくは抵抗してレコードを買い続けていました。
ですが結局CDの便利さと音の良さに、そして時世に負け、今では完全にCD派です…。

それを考えると、いつの日かダウンロードの便利さに自分も負ける日が来るのか?
などと考えたりもします。
それに、例えば、音楽配信を利用することにより、1曲ごとに買うことが可能なら、
ボーナストラック追加、デラックス・エディション、コンプリート盤と題して、
同じ旧音源を何度も買わされることが無くなるのかな?とも思ったり。

でもそういう物こそ、充実したライナーとともにパッケージごと持っておきたい
ものなんですよね~。やっぱ日本人ですね。

ところで、日本では音楽配信って、どれだけ普及してるんでしょうね?ちょっと心配。

ちなみに今回の米タワーレコード破たんですが、日本のタワーレコードには影響がない
とのことなので、そこは一安心です。