ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

吐き出せる場所

2020-08-29 23:14:37 | 思うこと
私が今、最も注目している通くんですが、
この度、オフィシャルファンサイトを立ち上げました。

彼は、アミューズに所属しているのですが、
アミューズの中でファンサイトを立ち上げたのは、彼が初だそうです。

これは本人が事務所サイドに申し出て、実現したのですが、
なぜ、このような申し出をすることになったのかというと、
言われなき誹謗中傷?から逃れるためもあったようです。

公式Twitterではお知らせなどを発信していますが、そこで自由気ままに発信するのは憚れるのでしょうね。
裏アカウントを持ち、そこで、自分のネガティブな部分も含め、自分の感情に素直に発信してきた通くん。
続けて、40以上連続でツイートしたこともありますから。

小、中、高とほぼ不登校で、その後、留学したイギリスでも不登校になってしまった彼。
やはり、とても繊細で拘りも強くて、自分の言葉というものをたくさん持っている。
その言葉を発信し続けたいという気持ちもとても強い。

でも、わざわざきて、何度も嫌味な言葉を残していく人がいる。
冷やかしでフォローしている人も。
これは芸能人の宿命というべきものですが、
彼は自分が信頼している人以外の言葉で傷つくことはない・・としながらも、
そういう人がいるために、発信を躊躇してしまったり、自分自身にセーブをかけてしまったりする。
そういう状況を変えたかったようです。

ファンクラブは会費がかかってしまうけど、会費を払ってまで
わざわざ誹謗中傷目的で入ってくる人はいないだろう。
ファンだけが存在するサイトで、ファンが喜んでくれる企画を考え、
さらにファンを近くに感じて、ファンと気持ちよく交流したい。
そんな場所を作ってしまったわけです。




それがこれ。
宇宙の中に浮かんでいるそれぞれの場所です。





真ん中のこれが、これまでのTwitterの裏アカウントのような場所。
それが3つの場所に分かれています。

これが凄いなと思ったのです。

真ん中の黄色の輪の「9」は、「虹の部屋」
日々思い浮かんだ言葉を呟く場所。

左の「3」のピンクは「太陽の部屋」
明るく前向きな思いを呟く場所。

右側の「6」は「月の部屋」
少しダークサイドの心の内を呟く場所。

これまでTwitterでは、その時のいろんな感情を書いてきたけれど、
ファンの人は、例えば疲れて帰ってきたり、あまりメンタルが上向きでない時に、
今はダークな内容はキツイなと思ったら、そこを避けることができる。

その時の感情で部屋を選んで扉を開けてくださいということです。


今はSNSの誹謗中傷により、悲しい選択をしてしまう人も。
相手は傷つけることを目的にしているので「気にするな」って言ったって、なかなかね。

こうやって、自分が気持ちよく存在できる居場所というものを自分で求めていく。
作っていくということをしていかなければならないし、また作っていくべきなんだなとも思いました。


早速、「月の部屋」にもたくさんの書き込みが。
でも、最近の通くんはネガティブを出してきても、それオンリーでもないのです。

『昔から自分のことあまり好きになれなかったし、自分に生まれ持った才能なんて無いって、
正直今も思っているけれど、頑張っている人の背中も見せてもらっているから、
やる時は本気でやるって決めてる。自分の限界を自分で決めたくないし、環境のせいとかにしたくない』

こんな感じで、ポジティブに切り返していることの方が多いです。
ネガティブな部分とずっと付き合ってきたからこそ、その切り替えの仕方もわかっているんじゃないかな。

読んで暗くなる・・・とはならないような気がするけどね。
逆に、こうやって切り返していけばいいんだと参考にできるんじゃないかと思います。

このファンクラブは、正式には9月スタート。
8月末までプレオープンで、それまで会員じゃなくても開けるようになっています。

「まだ、プレオープンなので、本性を出すタイミングじゃない・・・」と通くんが
まだ、遠慮しているのかな?
これからいろいろ出てくるかもしれませんね。

私、会員登録、終わっていますから
これからの発信を楽しみにしています。



「吐き出せる場所」

子どもの不登校を経験した方は、吐き出せる場所がないと嘆いていた方も多いと思います。
ママ友に聞いてもらったからと言って、すっきりできるとは限らない。
かえって、落ち込んでしまうことも。

「吐き出せる場所」を求めていたとしても、その場所があればいいという訳ではないですよね。

何が重要かというと「吐き出し」た時に、その相手がどういう反応をしたかということだと思います。

「そうか~そうなんだ~」と聞いてくれたら、ただ、話しただけで、少し気持ちが軽くなるかもしれません。
でも、これもただ辛い気持ちをわかって欲しいということならいいですが、
何かアドバイスを求めていたのなら、共感してもらえるだけでは物足りなさを感じてしまうかもしれませんね。

それぞれに自分が求めている「場所」があると思います。
そして、必ず、自分に合う「場所」はあるはずです。

いつまでも自分が同じものを求めているとは限らないしね。
状況は変わっていくので。

不登校を経験した仲間でも、自分と同じ考え方を持っているとは限らないですものね。
そこにいると、かえってストレスを感じてしまうかも?

自分がいて居心地がよい場所。
どうか探してくださいね。


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