札幌の義母ですが、今、サービス付き高齢者向け住宅に住んでいます。
昨年末に、部屋で転んで足を痛め、1か月くらい入院していました。
退院した直後、また転んでしまい、今度は腰を打ち、再入院。
今は、自力歩行が出来ず、介添えがあれば、歩行器を使ってなんとか歩ける状態だそうです。
元住んでいた、高齢者向け(家賃補助あり)の賃貸住居では、自力で生活できることが条件でしたので、
そこには戻れないため、義兄が探してくれた、今のところに引っ越ししました。
介護認定3級を受けているそうです。
今年の元旦、いつものように、新年の挨拶をするために、電話をしましたが、義母は出てこなくて、どこかに出かけているのかと思っていたのですが、主人の方に義兄から電話があり、そんな状況であることを知らされたのです。
これまでは、義母の部屋に電話があったので、それで会話が出来ていたのですが、新しい施設の部屋に電話を入れても、受話器を取りに行けないし、危険。
携帯を持たせようとしたそうですが、施設の方に、「無理だと思う」と言われ、断念したそうです。
なので、義母とは、半年くらい話せていないんですよね
義母の顔を見にいこうと、少し先ではありますが、9月に札幌に行く事になりました。
いつものように、3人で行くつもりでしたが、なんと、けん太は行かない・・・と
再度、聞いてみたけど、「行かない」という決意は固そうなので、これは、まあ、仕方がないね。
あんなに面倒みてもらったおばあちゃんなのにぃ~
とはいえ、いつも、行っても、親戚のおじさん、おばさんの中で、借りて来た猫状態ではありました。
よく、これまで一緒に付いてきたなという思いもあります
けん太がいかないということは、主人と2人で?
どうしよう~ 何、話そう~(笑)
想像もつきませんが、まあ、なんとかなるでしょう~
今回のことで、主人の口から、意外な言葉が出てきたんです。
「じゃあ、電話できないなら、かあさんに手紙でも書くか・・」と。
いや、そもそも主人は、電話で話もしていないんです。
1年に1回の、新年の挨拶くらいだと思います。
「たまに電話でもしたら」というと、
「なんで用事もないのに電話しなきゃいけないんだ?」と怪訝そうな顔されたことあり
自分の親ですよ~なんで、そんな顔されなきゃいけなんだと、私こそ、びっくりだったけど、
主人はそういう人なんだと私の中に納めました。
けん太も主人の血を引いているんでしょうね
そして、主人は、すぐ、手紙を書いて、「これ出しておいて」と私のところに持ってきました。
なんと、3~4分で書いたそうです。コパイロットを使って
少し前に、コパイロットを知らなくて、主人にもけん太にも、「そんな人いたんだ」とバカにされましたが
皆さんは知っているんですかぁ~??
マイクロソフトが提供する、AIです。(Microsoft Copilot)
それを使って、2,3回、情報を足して、作り直し、3~4分で仕上げたそうですよ。
普段、「何が、AIだ。そうやって頭使わなくなるから、人間は退化していくんだ」とか、バカにしているくせに
でも、出来た手紙にこんなフレーズが
「○○(私)は相変わらず、しっかりしていて、家のことを支えてくれています。けん太は、毎日、働きながら、ギターを弾くのを楽しんでいますよ。頑張っている姿を見ると頼もしく思えます。みんな、母さんのことを気にかけています」
私のこと、そんな風に思ってくれていたんだ~と、不覚にウルッとくる
けん太のことに関しては、頑張っている??頼もしい?・・・と思ったりしましたが
〆はこんな感じでした。
「9月になったら札幌に行きます。久しぶりに顔を見られるのが楽しみです。その時は、父さんのお墓にも一緒に行きましょうね。母さんと過ごす時間を大切にしたいと思っています。遠く離れていても、母さんのことはいつも心にあります。どうか、体調に気をつけて、無理せず、穏やかに過ごしてください」
おい、お~い、らしくないぞ~と思ったけど、
きっとお義母さん、喜ぶよね
なら、いいよね
この手紙に、私の自筆の手紙を添えて、投函しました。
電話で話出来ない~と思っていたけど、今回のことで、手紙があったんだ~と思いました。
お義母さんの方から、手紙が来るかどうかはわかりませんが、
こちらから、たまに手紙で様子を伝えていこうかなと思います。