ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

不安になってしまう子。

2020-03-05 23:49:18 | 思うこと
今日、ホームセンターに行ったら、トイレットペーパーが山積みになっていました。
入り口にも奥の所定の場所にも。
ひとり1個と制限がついていましたが、見回すと、誰のカゴにも入っていないようだったので、
落ち着いたようです。

無くなるというのはガセネタ。
ほとんど国内生産、在庫は十分にあるという報道があっても、翌日、並んでたみたいですもんね。
嘘とわかっていても、今、手元にない。あっても、これが無くなったらという不安。
店頭にないという状況は、人間に不安を与えるものなのですね。
マスクも先月に来週ぐらいにはマスクが出回るだろうと報道もあったのに、未だに見ないものね。
それもあるので、この目で見ないうちはという心理が働いたんじゃないかと思います。

友達とも、こんな時慌てないように、災害の備えとしても、
普段から十分な在庫を家で持つようにしたいねと話していたところです。
マスクや消毒液も、防災用品なんですよね。
家具の倒壊で埃が充満したり、水が出ない時の手の洗浄に役立ちます。
市場に十分に出回ったら、買っておこうと思います。

我が家にまだマスクの在庫はあるのですが、貴重なマスク。
内側にガーゼを当て、それを取り変えて使うことにしました。





医療用の不織布ガーゼ。
折って使ってもよし。サイズに切ってもよし。
メッシュタイプで、柔らかくて伸縮性があり、マスクだけよりも心地よいです。
マスクと肌の隙間埋めにもなり、より効果的。
メガネの曇り止めの効果もあるような気がします。
これでなんとか、しのぎたいと思います。


先日、友達と話していたのですが、
今回の学校休校のことで、ある教育評論家が、
「お子さんが不安を強める可能性も。親御さんはよくみていてあげてください」という発言をしたことに、

「不安って何?なんで不安になるの?」と、凄く不思議そうに言ってました。
もうひとりの友達も「そうだよね~」的な?

そうかぁ~
普通はそういう感覚なのかぁ~と思いましたね。

ケン太は不安になるタイプではないです。
でも、不登校を経験した子にはそういうタイプは珍しくないと思います。

だからその発言に、確かに!と私は思いました。

3.11の年、不登校になった子が例年より多かったそうです。
被災者で親族、友達を失ったり、転校を余儀なくされたり、
環境の変化も影響して、行けなくなってしまう子はいると思いますが、
被災者ではない子もいたそうです。

連日の報道で、被災地の状況に胸を傷め、それにより不安感が強くなる。
私の知っている、海の側に住んでいた方の娘ちゃんも、もしもこの地域で同じことが起こったらと思ってしまい、
とても精神的に不安定になってしまったそうです。

感受性がとても強い子は多いですよね。

クラスで友達がイジメられていた時に、その子を助けてあげられなかったと自分を責めてしまい、
イジメられていた子は学校に行き続けていても、その友達が不登校になってしまったり。
そんなことも起きてしまいます。

そういった、繊細で感情の反応が強く、共感力の強い、HSC気質とも言える子は、
5人にひとりの割合でいるそうですね。

コロナでこの先の生活、社会が見えにくい状況となっているわけですから、
学校も巻き込まれているわけですから。

不安になる子がいて当然!
だから、一生懸命、語ってしまいました。

でも、反応が今ひとつかなぁ~
なんか、まずいこと言っちゃったかしら?と思われただけかも?

こういう時にちょっと落ち込みますけどね。
でも、やっぱり理解してほしいなぁ~


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