久しぶりの中学校

昨日の朝、玄関先の掃除をしていると、
私の姿を見つけたお隣さんがやってきて

「今日、○中のバザーの日だって。行ってみない？」と。

少し前に、私の方から「バザーいつなんだろ？」とお隣さんに聞いていたのでした。
そうか、今日か・・・

では、行きましょか！と言いたいところだけど、
午前中に、前日の宅配便の再配達をお願いしてしまったのよね

「大丈夫じゃない？いつものおじさんでしょ？また来てくれるよ」って（←強引）

その時に、あ、ケン太に頼めばいいかと思いつく

そこで、寝ているケン太を起こし、出かけるかどうかを聞くと、
すぐには出かけないと言うので、
小一時間リビングにいてほしいとお願いして家を出たのでした。

ここ最近、荷物の受け取りで大活躍しているケン太です


その日は、中学校の駅伝の日でもあり、バザーの前に応援に行ってみる。
ケン太の中学校の後輩たちが先生に引率されて来ていて
沿道で応援していたよ。

ここでケン太の友達が走った時も応援したっけな～
なんだか懐かしい光景。

またこんなふうに応援する日がくるとは思わなかったな。


その後はバザー。

まずは喫茶コーナーでお茶
そこでお手伝いしていたママ友と少し話し、

売り子さんの中にも、幼稚園からずっと一緒だったママ友を発見して
ハイタッチ。

下に子どもがいるママ友は、まだ中学校に出入りしているからね。

私はずっと学校にはご無沙汰だったから、皆、ほんとうに久しぶり。

以前、友達に紹介されお会いしたことのある
今、中２の不登校の子のお母さんもバザーのお手伝いをしていました。

出会いのきっかけがきっかけだけに、お話はしませんでしたが、
目と目で挨拶をかわしました。

お子さんは学校に行けないままだけど、こうやってお手伝いしているんだな～
自分の子が行けない学校の行事のお手伝いなど、私はとてもできなかったな。

ケン太は中３で不登校になったからね。

悲しい思い出がある中学校のことはあまり思い出したくなかったから
ずっと距離を置いていた。
卒業してから、足を踏み入れることはなかった。

でも、当時の校長、教頭、学年主任、担任、部活の顧問・・・
今は誰も在籍していない。
あの当時のことがすでに何処か遠くにいってしまった感じ。

複雑な思いは多少はあるけれど、もうほとんど普通な私がいる。
制服姿を見て悲しい思いをすることもないしね。

時間も必要だったと思う。
もうケン太とは無縁の場所でもあるしね。

人間はいつまでも同じところにいないんだなって思う。






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