かたつむり・つれづれ

アズワンコミュニテイ暮らし みやちまさゆき

目に青葉 探訪DAYの一巡り (2)

2012-05-24 11:31:30 | アズワンコミュニテイ暮らし
 20日の朝10時過ぎ、滋賀県東近江市から、近藤隆二郎さん家族と
「子民家―ーエトコロ」の街づくりをしているお仲間3人が
鈴鹿カルチャーステーションに到着。

 アズワン・コミュニテイーの探訪といっても、ふつうに考えたら、
何のことか、戸惑ってしまうかも。
 こんな農業しているとか、こんな環境にやさしい取り組みを
しているとか、とくに「こうだ」と言えるものがない・・

 探訪だから、あちこちの場所には、ご案内する。
 その場所では、なるべくふだん着の人と出会ってほしいなあと
願っている。

 はじめ。サイエンズの研究所の小野さんから、コミュニテイーの
あらましを説明。



 鈴鹿カルチャーステーションの案内。

 コミュニテイーを支える会社もある。隆杉さんが、ふだんおもって
いること、淡々と話してくれた。

 まちのはたけ公園では、中井さん。語れば、長い話があるが、なんとか
短めに話してもらった。



 お弁当屋さんは、泉田さんがニコニコ笑顔で、毎日の流れを伝えてくれた。





 お店では、コミュニテイー通貨の実際に質問があった。




 さあ、昼食は、お待ちかね、”コミュニテイー食堂・ふぁみーゆ中井”で・・
 ”ふぁみーゆ”というのは、フランス語で、家族ということらしい。

 ここで、近藤夫妻の娘さん、蓮ちゃん登場。小学5年生。
 はじめ、家族と鈴鹿カルチャーステーションに来たんですが、たまたま
そこにいた小1の女の子と遊びはじめ、とうとうその子の家族と公園に
行くことに。大人と別メニューが出来てしまったのだった。
 蓮(れん)ちゃん、「おいしい」を連発。



 午後は、鈴鹿カルチャーステーションで、公開シンポに参加。
 「地域創生」とか「やさしい社会」と、耳慣れないテーマ・・
 発表の方々も多彩。マクロから、ミクロから。人間から、社会から。
 現場の動きから、そのもとになる哲学から。










 「子民家―ーエトコロ」のメンバーは、その後、コミュニテイーの
サイエンズスクール”事務局で、竹本美代子さんの話を聞く。
 「マイライフセミナー、わたしたちメンバーで参加したらおもしろい
かもね」とだれからともなく・・



 晩ごはんも、”ふぁみーゆ”だった。
 肉じゃがなど、和食メニューの数々、堪能した。





 食後、懇談会。
 それぞれ、その人の願いのままに、幅広い活動、人と人のつながりを
大事に活動されている。
 大学4年の友香さんは、就活に気持ちが向かないという。
 おのおの、日々の暮らしをしながらも、なにかこころの底からの
声に耳をかたむけている?
 

 人と人の間も、だいたい順調なのか、もう一つ先があるのか、ないのか。
 シンポでは、絆と”しがらみ”が話題になっていた。
 「しがらみのない、絆が可能か?」
 今後の研究と実践のテーマかな?





 「地域創生」といい、「やさしい社会」といい、どんなことがベースに
なるのか、ほんとに知恵を寄せ合って考え、つくっていきたいなあ。

 5月の「探訪DAY」に来られた方々と、これからもご近所つきあい、していきたい。
 どうでしょうか?



 
 


 

 

 

 


 

目に青葉、探訪DAYの一巡り(1)

2012-05-24 10:51:13 | アズワンコミュニテイ暮らし
 五月の風は新緑で光っている。
 

 19日(土)から20日(日)にかけて、一泊のお二人の方と
 20日の朝から、公開シンポ「地域創生の時代へ」をはさんで、
夕食までのグループが、それぞれアズワン・コミュニテイー探訪で
鈴鹿に来られた。

 探訪DAYとは、考えてみると、面白い表現かな。
 辞書によると、「社会の実相や物事の実態などをその場に
出向いていってさぐり歩くこと」とある。なるほどとおもう。

 19日に一泊したお二人は、翌朝鈴鹿の街なかから車で10分ほど
離れた里山に行く。
 ドイツから、その日の講演に来ているE・ハーンさんと親しい
研究仲間の荒田夫妻も同行。

 里山の木々の緑が目に鮮やか。
 林の空気はシンとして、木漏れ日のなかで、全身呼吸しているよう。

 「あっ、ここに”ひこばえ”が・・。ナラの木を伐ったあと、
切り株から生えてくる。これで、また森が再生するんです」と荒田さん。





 「ここに、ブランコがある!乗ってみようかな?」
 「ハーンさんも、どうぞ」





 こんなこと、その場に立ってみないと、どんな気持ちになるか
わからないもんね。

 「炭焼きも、子どもたちとやったんです」とぼく。
 「好きなおっさんがいるんです」



 竹に囲まれて、息が出来なかった栗たちの場所にも行った。



 「みんなで記念撮影しましょう」と、5月の里山のなかで、パチリ。