かたつむり・つれづれ

アズワンコミュニテイ暮らし みやちまさゆき

小水力発電ってなんだろう?

2012-04-15 10:36:00 | アズワンコミュニテイ暮らし
 「関西でも小水力発電を」という公開シンポジュームが、4月14日
京都であった。福田博也青年と参加した。



 小水力というのは、巨大ダム発電と比べて、”小”というのでいいかな。
 河川でも、農業用水でも、滝でも、堰の落差でも、街のなかを流れる
水路でも、上下水道でも、水が流れているのは、どんなものでも、
電気に変えられる。
 一人からでも、数軒からでも、地域の有志・団体、自治体で、やろうと
言う人で案外容易に立ち上がれる情勢になっているらしい。

 200~1000kwの水力発電を地域でやろうとすると、1億円からの
資金を集める必要がある。
 今年、水力発電の固定買い取り制度ができるらしい。
 それが、できると、十分元がとれて、地域活性化につながるという。

 各地の事例の発表があった。
 それぞれ、その地域に合ったような水力発電を模索し、あるいは
実現していた。

 最後のさいごは、地域に暮す人が積極的にやろうとするかどうか?
 そういうレポートがこころに残った。



 エネルギーの地域自給は、たしかに今が進めるチャンスらしい。
 団塊の世代が、過疎地の再生の夢を語った。
 大学の青年が、過疎地の村で昔ながらの暮らしの追体験をしている。

 いま、湧いてくるもの。
「いまの暮らしのなかに、エネルギーの自給も織り込んでいけないか」