かたつむり・つれづれ

アズワンコミュニテイ暮らし みやちまさゆき

コロッケが無性に食べたくなる時・・

2011-10-22 17:17:43 | アズワンコミュニテイ暮らし
 何の脈絡もなく、ふとコロッケを食べたくなる時がある。
 最近も、ムラムラと食べたくなった。

 じゃあ、どこで食べられる?
 コンビニにはない。大型のショッピング店は・・?
 たしかに、コロッケは置いてある。でも、大抵はもう冷えている。
 トレーに入って、ラップもしてある。
 受け取るのにレジで並んだり、ただコロッケ一個にかぶりつきたいに、
大仰な手間がかかる。

 それでは、アカンのだ。
 肉屋さんのコロッケが食べたいのだ。
 「ちょうだいな」と言うと、「あいよ」とその時揚げてくれるコロッケが
食べたいのだ。
 まだ、ジュジュジュと音がしている。
 薄い木の皮の上に載せてくれる。
 「ソース、かけるかい」「うん」これがいいのである。
 一個、5円。遠い昔のこと。
 そんなコロッケあるなら、100円ぐらい出してもいい。

 ホクホク食べたコロッケのなかに、肉の形はない。
 「肉なのだろうな」というような粒々はあった。
 噛み切れなくて、口に残るものもあった。
 それだけでは使えない肉片とスジをミンチにしたのではないか。
 それが、ジャガイモと絶妙のコンビネーションで、旨かった。
 揚げる時の脂も、もしかしたらラードではなかったか。

 お肉屋さんの味がするのだ。
 それぞれのお肉屋さんでちがうのだ。
 それは、作る人がちがうということだ。

 いつからか、街からお肉屋さんが消えっていった。
 あつあつコロッケが食べられるお店がなくなった。

 我が家のコロッケも、もちろんおいしい。
 でも、お肉屋さんのコロッケも捨てられない。

 自分でも根拠はわからないが、
 食品を大きな工場で作り、それを大きな企業が”安全”に”安全”を重ねて
大量に販売するというシステムが、未来永劫そういうもので進んでいくのだろうか?

 
 なにか、こんな流れがずっーと続くとは、想像できない。

 お肉屋さんが復活するような時代、社会が再びやってくるだろうか?
 それはわからないけど、いまの流れが続いて行くとは描けない。

 全国とか、ある地域全体にとかいうと、ちょっと負担感がでるが、
 じぶんの身の回り、出来るところから、というのではどうだろうか。

 そういえば、ご近所に”お肉とやおやさん”という一風変わった名前のお店がある。









ちょっと先の話になりますが・・・

2011-10-22 17:03:20 | アズワンコミュニテイ暮らし

11月12日午後1時から、”エコチャレンジセミナー”
 特別報告会「東北から ドイツから そして私たちのまちを考える」
企画が、鈴鹿カルチャステーションであります。
 詳しくは、下記ホームページをご覧ください。
 http://www.scs-3.org/
この日報告してくださるのは。
 須藤隆一氏        NPO環境生態工学研究所ETEC理事長
              東北大震災による瓦礫処理の全体を総括している。
 
エクハルト・ハーン氏   元ドイツ・ドルトムント大学空間計画研究所所長
             ヨーロッパ各地の環境調和型のまちづくりにかかわる。

 内藤正明氏        滋賀県琵琶湖環境科学研究センター長
              NPO循環共生社会システム研究所(KIESS)理事長

その他にもETECの研究者による東北の実情報告、今後の実際的な展望も語っていただきます。

鈴鹿の地に、これら研究者の方々が一堂に会することになります。
この集いでは、ただ報告を聞くだけでなく、講演のあと、講師の方々もふくめて、
 “ワールド・カフェ”
も織り込んであります。
 参加者の人たちと研究者の人たちが、それぞれの問題意識を受け止め合いながら、
それぞれの人、地域で何を考えていけばいいか、話し合いができます。
 先ずは、お知らせまで。