ここのところ何となく内容が一連の流れのようになってしまってますが、今日はオートバイの「売却」について。(笑)
オートバイの売却については、個人的にも過去と現在で随分「違いがある」事に気づかされます。
詳しく知ってる方もいるかもしれませんが、
かつて買取販売に関して「流通が充実してた時代」には、 (※大体30〜35年ほど前)
各メーカーから「赤本」ってのが中古販売店に間配られて、それが「査定の基準」となっていました。
そこには車種であったり走行距離であったり、車両の状態基準などが記されてて、
中古ショップはそれを基準にして買い取っていたんですよね。
で、その中でも今と大きく違うのが「5年落ち以上」でどんな車両でも「基本価値なし」とされてた事です。
要するに「5年落ち以上」の車両に関しては、新たにバイク購入の「下取り」として扱われない限り、
どうゆう状態であろうが一千の価値もなくなってるって事です。
あるとしたら、もう「ただ」で引き取ってもらうだけ。
しかしですよ、その当時でも5年落ち程度のオートバイってまだ十分に乗れますし、
中古市場に出せばそれなりの価格で売れる訳です。
思い出せばおかしな話でしたね。
でも、今は違います、5年落ちなんて新車の様なものですから、程度が良ければしっかりしたの価格が付きます。
下手をすれば10年落ちでも人気車両で程度が良ければ、良い値段で買ってもらえますし、
ちゃんと買取価値は付いています。
不思議なもので、30年前と今とでは「中古の価値観」が大きく違ってる事になるんですよね。
これはボクが推測するにオートバイの「精度が良くなった」事に関係してる気がします。
下手をすれば20年前のオートバでも今のオートバイと大きな差はなく、
消耗品さえちゃんと変えてればしっかり走ってくれますし、人気車種であればパーツもちゃんと手に入ります。
そう考えれば、昔はそこが「難しかった」のかもしれません。
当時は1年で全然違う車両になるほどオートバイが進化してましたから、
オートバイ自体の寿命がとても短かった事も考えられます。
総評すると、今はオートバイの売却に関して、とても「良い時代になってる」と言えるかもしれませんね!(笑)