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ヤマハ最後の250cc4ストレプリカ、ヤマハ・FZR250R。(番外編vol.4046)

2024-08-17 16:54:35 | 日記

ヤマハの「250ccスポーツ」で一気に進化した時代ってのを振り返り思い出しますと、1985年に登場したヤマハ「FZ250フェザー」だったりする気がします、特にヤマハとして、

「水冷式4スト4気筒エンジン」を初めて搭載したモデルとして多くのオートバイファンの「脚光を浴びてた」ことを思い出します。しかも実際、人気モデルとなりヤマハが想定し

てた販売台数も「想像以上だった」と当時の雑誌の書かれてた事も思い出します(笑)。また、そこから2年後の1987年に2世代目となる「FZR250」へと進化するのですが、何

となく特徴的なデザインだった「FZ250フェザー」から、一気に一般的な「レーサーレプリカ風」のデザインに変化した感がありましたね。更にボクが思うのは、この手の「250

cc・4気筒エンジン」を搭載した当時のオートバイは、とにかくショートストロークからなる「高回転」が売りで、それはそれで良かったのですが、逆に言うと「回さないと加速力

的に遅い」って感じのオートバイだったイメージです。なので当時の4スト4気筒エンジンを持つ400ccからなるレーサーレプリカや、250cc・2スト2気筒エンジンからなるレーサー

レプリカも比べモノにならず、残念ながら「音ばかり」で速いって感覚を感じる事は正直無かったのですが、1988年に登場した3世代目の「FZR250R」からは少しだけ状況が異な

って行きます。より強固なアルミ製の軽量ボディーに「優れた吸排気システム」を導入した事で、直線とは異なるワインディングだと非常に鋭い走りを見せるようになっていくんです

よね。また、1990年には更に進化した「FZR250R(3LN型)」となり、低速からのトルク力の向上に成功します。この時点でオートバイの「機械的な進化」は「現在とほぼ同じ

水準」まで進化したと言える感じで、後は「電子制御があるかどうか?」の違いとなって行くイメージです。もう既に「30年以上前の話」になるんですけどね(笑)。で、この「FZR

250R(3LN型)」ですが、最終型で1994年式までとなっています。ちょうど「レーサーレプリカ時代に終わりが来た頃」で、カワサキ「ゼファー」シリーズから始まったネオクラ

ッシックモデルや、国産アメリカンへ人気が大きく移行した時代でした。1980年代からオートバイの乗り始めたボク(現在58歳)からすると、微妙な時期だったのですが、今振り返

ってみても、この「FZR250R(3LN型)」は良かったと思います(笑)。確かに兄貴分の「FZR400RR」と比較するとどうしても「250ccクラスだなぁ」となってしまいますが、

初期の250cc4スト4気筒モデルから比べると間違いなく加速力は優っていますし、本当にメーターに表示されてる180kmまで出てた可能性を持ってた気がします。特徴的だったニ眼

ヘッドライトもスマートなプロジェクターとなり、カウル形状も、ただフルカウルと言うだけでなく冷却効果や「空気抵抗を軽減するデザイン」が採用されていました。もしふ現在

売られてる新型の「YZF-R25」と乗り比べて「どっちが速くて高性能か?」となると必ずしも「YZF-R25」ですとは言えない気さえするんですよね。結局この「FZR250R(3LN型)」

を最後にヤマハの4ストからなる4気筒エンジンは消えてなくなるのですが、その完成度は十分に熟成されたモノであったと言えそうです。今後の排気ガス規制を考えると、もうここ

までの「スパルタン」な250ccスポーツは登場しないかもしれませんが、車検が無いクラスで間違い無く「最強に近いマシン」だったと言えそうですね!(笑)



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