オートバイに乗ってる我々でも、未だに「心のどこか」で確実に思ってるのが、
オートバイって「決して良いイメージはない。」ですよね。(笑)
ボクも10代(80年代)の頃は、学校からも世間(社会)からも「オートバイに乗るな!」でした。
時代的に「暴走族」が全盛期だった事もありますし、何よりバイク事故が多発してた事も大きな要因です。
当時は街に行けば暴走族が「悪質な乗り方」で周りのクルマを威嚇してましたし、
山に行けばいわゆる「ローリング族(走り屋)」がレースばりに走ってて、
事故が絶えない状態。(ごめんなさいボクもその1人でした…)
大人になった今、あの頃を思い起こせば、そりゃ乗るなって言いたくもなります。(笑)
しかし今の時代はそんなかつての時代とは大きく違い、
大抵のライダーはちゃんと交通規則やマナーを守って安全に乗っていますよね。
もちろん昔の若者中心から、今は年配のライダーが多い事がそうなった理由の1つであると考えられます。
なので、今じゃ世間(社会)から悪く言われる様な事は、おおよそ誰もやってない…。
しかし、イメージって怖いですね。(笑)
未だに過去の記憶がしっかり残ってて、世間的には「オートバイに乗るな!」がまだまだある気がします。
一方でメーカーは確実に現在がオートバイブームであると認識して「精力的に力を入れてる」にも関わらず、
何故か「新車でオートバイが期待以上に売れない」って嘆いていますし、
我々からしたら、「へぇ?」「どっちがどっちなんだか?」って、ちょっと違和感を感じませんか。(笑)
要は世間(社会)は未だにオートバイに対して「良くないイメージ」を持ってて、
相変わらずオートバイのテレビCMもNGだし、かつての「三ない運動」も引き続き言われています。
まぁ、ストレートに言ってしまえば、やはり「乗るな」なんですよね。
しかし逆にオートバイメーカーは、流行に乗せて新型をたくさん放出し、より売れる事を期待してる。
なんか、これっておかしいと思いませか?(笑)
一体どっちが「優先」されてるのかって…ねぇ???
結局は、世間(社会)の声とオートバイメーカーの意向が大きく違うって事です。
まぁ、我々からすれば「そんな事気にしなければ良い」だけですが、考えればおかしな話ですよね。
また上記の話を読んで「え?そうなの?」って思ってるライダーもいるかもしれませんが、
そんな方もちょっと考えて見てください。
自宅で家が隣接してるところだったとしたらオートバイのエンジンをかける事に多少は躊躇(ちゅうちょ)しませんか?
「うるさいかなぁ」「迷惑かなぁ」って気を遣ってるはずです。
それこそがオートバイって「決して良いイメージはない。」って証拠です。(笑)
いやぁ、難しい問題ですねぇ!(笑)