Good Frlend!(motovlog)

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カウル付きオートバイの空気抵抗とライダーの関係。(番外編vol.2719)

2020-06-18 12:18:22 | 日記

ノンカウルのネイキッドと「フルカウルのオートバイ」では、明らかに「カウル付き」の方が、

「空気抵抗の軽減」に貢献することは誰でも分かってる事ですが、

実は、これって単にオートバイだけを計測して得たカタログデータであり、

搭乗者(ライダー)が乗ってどうなるかは、その「乗り手の姿勢」で大きく「違いが生じる」事があります。

特に車両の大きい大型バイクになると「シートとハンドルの距離」や「シート高とハンドルの高さ」も大きく影響し、

ハンドル位置が遠くなれば、どうしてもライダーは「腕で体の重心を抑える」傾向になりがちで、

疲れと比例して気がつくと姿勢が「逆エビ反り」の様になってしまいがちです。

この姿勢はオートバイに対して上半身が立ってしまう為、風の抵抗をライダーがものろに受けてしまいます。

こうなるとカウルの意味はほとんど無くなる事になり、

ネイキッド同様に多くの「空気抵抗」を受ける結果となってしまいます。

要はライダーがどの様な姿勢でオートバイに乗るかでカウル付きでも「空気抵抗」に大きな違いが起こる訳です。

プロレーサーは直線で頭を低い姿勢に保ち、肘を曲げてうつ伏せ状態を作ります。

車両との「一体感」をしっかり構築してるって事です。

これだどカウルの効果はしっかり発揮される様になり、とても低い空気抵抗で走ってる状態になります。

しかし、一般のライダーがその姿勢をとるケースは見てても結構少ないです。

まあ少ないのは、やる気モードに見えていちびり感が出てしまい、かっこ悪いと思ってるからでしょうかね。(笑)

もちろん飛ばしていない状態だと必要ないですが、高速道路などでは姿勢によって大きく違いが出てしまいます。

たまに上半身がすっかり立ってしまい、せっかくカウルがあるにも関わらず、

思いっきり空気の抵抗を受けながら走ってるのに、

パーキングエリアなどで、「いやぁカウルのお陰で運転が全然楽だわ」なんて言ってる人もいますが、

そんな訳がない。(笑)

ボクのバイクはフルカウルだって思い込みから来るただの「気のせい」です。

ただ、今流行のデュアルバーパスやスポーツクルーザーはバイザーが高いので別ですけどね。

要するにボクが何を言いたいかと言うと、

単純にカウルがついてるから抵抗に強いってだけでなく、ライダーの運転姿勢もそれと同時に、

とても重要でそれの違いで大きく「差が出てしまいますよ」って言いたいんですよね。(笑)







コメント (2)
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