まずは、最初に見ただけで「これは凄い!」って思うフォルムを持つイタリアのメーカー「MVアグスタ」から現在も販売されてる「ブルターレ1000RR」です。
今日はこの独特で、一定の日本人にも強烈なインパクトと魅力を放つ1台である「ブルターレ1000RR」をご紹介したいと思いますので、よろしくお願いします(笑)
そもそも、いわゆる「スポーツネイキッド」もしくは「ストリートファイター系」に属するリッターバイクですが、まぁ、イカつい見た目をしていますよね(笑)
この「ブルターレ」シリーズってのは、今日ご紹介する「ブルターレ1000RR」をフラッグシップに多くのモデルを保有してるのですが、どれを見てもイカつい
んですよね(笑) なんと言うか日本人のデザイナーだと絶対にしないであろう筋骨ビンビンのフォルムで、スッキリ感がなくゴチャゴチャしたイメージを感じて
しまいます。またポジショニングとしては、スーパースポーツ系である名機「F4」シリーズのネイキッドモデルとなるのですが、一般的な考えと違い、ライディング
ポジションは「極端な前傾姿勢」となっています。とりあえず、大まかな特徴はここまでにして、まずは詳細なスペックから見ていきますと、エンジンは「F4」から
の流用となる水冷式4スト並列4気筒DOHC4バルブで、正式な排気量が998cc、最高出力は208psと「F4」と同じスペックを誇っており、ありがちな低速にトルク
を振って走りやすいネイキッドスポーツとはなっていません(笑) で、最大トルクが11.9kg、車重は乾燥重量で186kgとなっており、ホイールサイズは前後とも
に17インチ、トランスミッションは6速MTでオートクルーズを搭載、フロントフォークはオーリンズ製の電子制御式の倒立サスペンション、ブレーキ関係はキャリパー
を含めて全てブレンボー製で統一されており、搭載式はラジアル方式、また先ほども書きましたがハンドルはセパレート式の低いものが付いており、排気マフラーは
アップ式の左右4本出し、はたまたリアのスイングアームは方持ち式で、フレーム構造はクロモリ鋼からなるチューブラートレリス式、更にはほぼ全ての電子制御
システムが搭載されており、先ほども書きましたがサスペンションに関しても電子制御でコントロールされています。これで最新に近い排気ガス規制ユーロ5をクリア
しており、現在の新車価格が5.390.000円(税込)。かなりお高いですが、そもそもは2019年に登場した「ブルターレ1000セリエオロ」と言うスペシャリマシンの
「量産もの」として登場しています。ちなみに「ブルターレ1000セリエオロ」のお値段は1.500万円あたり。これを知ると安いって思うかもしれません(笑)また
初期モデルの登場が2020年からなのですが、翌年の2021年に1度だけマイナーチェンジが行われており、その時にインジケーターのTFTフルカラー液晶のサイズが
5インチから5.5インチに拡大されています。更に都市伝説的な情報になりますが、この「ブルターレ1000RR」に搭載されてるエンジンの出力は208psと記載されて
いますが、実際は220ps近くあるとも言われています。いわゆる「逆改ざん」してるって噂です(笑) もちろんボク個人としてこの「ブルターレ1000RR」に乗った
事はありませんが、スーパースポーツ系「F4」には乗った事があって、その印象を思い出すとかなりクセの強いマシンだったと言う印象です。イタリアの名門ですし、
まぁ、自動車で言えば「ドゥカティ」がフェラーリだとすると、で、この「MVアグスタ」がランボルギーニってイメージです。とにかく乗りやすさより速さを追求
してる感が強く、慣れないと強烈なパワーでギクシャクしてしまいます。とにかくスロットルが超敏感なんですよね。下のクラス(大型ミドル)に属する「ドラッグ
スター」シリーズはある程度そこを軽減してるとされていますが、ボクからしたら一般道を快適に入るとは程遠い印象です(笑)最後に現在の中古市場を見ていきますと、
大体安いもので320万円あたりから、高いものだと新車と同等の550万円前後で取引されています。この価格差は年式によるもので新しいものほど高額になってる感じ
です。さて、今日はそんなイタリアの名門「MVアグスタ」から現在の新車で販売されてる「ブルターレ1000RR」をご紹介しましたが、いかがだったでしょう!(笑)