今日の「お勧めバイク」は各社のフラッグシップモデルでもある「リッター系スーパースポーツ」の中の1台です。
このカテゴリーに関しては、国産メーカー4社とも素晴らしいマシンをそれぞれ販売していますが、
その中で最も優れてるとボクが思うのが、このホンダ「CBR1000RR-R」です。
車種としては「標準モデル」と「SP」と「サーキット専用車」の3台がありますが、
やはり一番は最上級の「SP」モデルですね。
新車価格が2,783,000円(税込)なので、実際の乗り出しで大体300万円する超高級車です。(笑)
ただお勧めと言っても、当然ここまで高額なオートバイですから「良いのは当然」ですよね。
そこは当然としてボクが特にこの「CBR1000RR-R」をお勧めする理由は、
4社の中「リッター系スーパースポーツ」として他社のものより「一歩先をいってる部分」が、
最大のポイントとなってるところです。
その理由を説明していくと、初期モデルからお話しないといけません。
要するにこの「CBR1000RR-R」にたどり着くまでホンダとして非常に長い年月をかけた経緯があった訳です。
まず、初期型(SC57型)の登場が2004年からで2007年まで売られていました。
この初期型は優れたパフォーマンスを誇ってて当時の「リッター系スーパースポーツ」としては最高の1台でした、
その後、2007年から次のモデル(SC59型)へモデルチェンジし、
マイナーチェンジを繰り返しながら熟成を図っていくのですが、最終モデルとなるのがなんと2018年まで。
実に10年以上も同一のモデル(SC59型)をデザインや一部リファインしただけで売り続けていた事になります。
当時は、いつ本当のモデルチェンジがなされるのか?ホンダファンからすれば待ち焦がれていました。
じゃぁ、何故そうなったのか!(笑)
実は電子制御システムが充実していく中、CPU(コンピュータ)の精度を「極限まで向上させていた」経緯がありました。
ここをホンダとしては妥協をせず長い時間をかけて熟成させていたんですよね。
また車体のコンパクト化や速いだけでなく誰でも簡単に乗れるものを目指していたと言う設定も含まれています。
カワサキなどと違い、レースに勝つだけを販売目的としてなかったって事です。
で、遂に2019年現在の現行モデルとなる(SC82型)が登場したと言う流れでした。
遂に待ち望まれたスーパーマシンが完成し、それまでの「RR」に更に「R」が1つ追加されらトリプルRの登場です。
余談ですが、ちょうど先代モデルの(SC59型)が現役だった時代、ボクもサーキットに頻繁に通っていたのですが、
当時はボクの乗ってたカワサキ「ZX-6R」(ST600-モリワキサーキット専用車)で、
唯一「かもれるリッターマシン」のが「CBR1000RR(SC59型)」だったです。(笑)
残念ながら当時は、それだけ「CBR1000RR」自体が時代に取り残されていたって事です。
と言う訳で、まさに「CBR1000RR-R」はホンダが起死回生を狙った、相当出来の良いオートバイと言う事です。(笑)
高いですがムーニーマン的に超お勧めです。(笑)