最近、個人的に大好きな「激安大型バイク」の企画で数台のオススメマシンを厳選をしてまいりましたが、
逆に「価格が高騰してる人気車種」に関して、最近の中古市場がどうも「おかしい?気がして」なりません。
皆さんも気が付いてると思いますが、とにかく人気車種が「高すぎ」ますよね。(笑)
特にカワサキ「Z1-2」とか、ホンダ「CBX400F」なんて考えられない価格がついています。
いくら人気があるとはいえ40年以上前のオートバイが1000万円???
ちょっと旧車人気が高いと言っても30年以上前の中型バイクが500万円???
希少価値とか、程度が良いとか、人気が高いとは言え、売られてる価格があまりに「壮絶過ぎ」ませんか。(笑)
この現象はオートバイに関わらずクルマの世界でも同じことが起こってて、
日産スカイラインの「GT-R(R32)」でも中古市場で1000万円以上する車両が存在し始めています。
なんか、これも、おかしいですよね。
ボクの記憶だと、つい数年前までは年式相応に100万円を切る価格だったのに、気が付いたらこんなに高額化してて、
ちょっと意味がわからない。(笑)
で、オートバイに戻りますが、同じ傾向を見ると他にもありますよ。
ついここ数年ですが、90年代の「2ストのレーサーレプリカ」が200万円以上する状況です。
このジャンルも多分、今後もっと高騰する気がします。
具体的には最終に近いホンダ「NSR250R」やヤマハ「TZR250R」、スズキ「RGV250ガンマ」などです。
で、思うのが、本当にこんな価格を提示して実際のところ「ちゃんと売れてるでしょうか??」って事です。
な〜んか、怪しいですね。(笑)
この事に関して個人的な想像と、とある業者さんからの情報で言っちゃいますが、
これらって要するに「バブル期の不動産」と同じで、業者同志の「資産価値の付け合い」じゃないかってお話しです。
業者同士の業販売り、いわゆる「転売」で価値を意図的に吊り上げて、そこで大きな利益を得てるって事です。
要するに今のオートバイブームにあやかって意図的に信じられない程の値段に吊り上げて、
世間での価格が今はそうなっていますよ!ってアピールをしつつ、転売で儲けてる仕組みです。
なので一般販売に関して、実はそんな高額なオートバイなんてほとんど売れていないのが実情…。
結局は業者同士のやり取りだけであって、実販売に関しては「見せかけ」じゃないかって思うんですよね。
まぁ、販売自体に関しては、どこかのお金持ちが運よく買えばラッキーって事です。(笑)
だとすると、この価格って今だけの事になってくるので、
しばらくすると現実的な価格に戻って売られるようになる日が来るかもしれません。
まぁ、昔のバブル時代と同じで、いずれ誰かが得をして誰かが大損をするって事ですね。
常識の範囲を大きく超えるあり得ない価格がついてる車両は、どちらにせよ「要注意」って事です。(笑)