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市販車250cc4気筒の世界初はベネリ・254、国内初はスズキ・GS250FW。(番外編vol.3043)

2021-08-05 09:59:47 | 日記
今年久々の250cc4気筒エンジンを搭載したカワサキ「ZX-25R」が登場し話題となりましたが、

そもそも、中排気量「250ccクラスでの4気筒エンジン」を搭載した最初の市販車オートバイって何だったんでしょう。(笑)

実は海外のイタリアメーカー「ベネリ」が開発した「254」ってオートバイがそうです。

いわゆる、これが世界初で空冷式4ストローク4気筒OHCエンジンを搭載したオートバイだったんですよね。

登場は1977年で実は「ベネリ」と、あの有名な「モトグッチ」の「共同開発」からなるオートバイでした。

試作は1975年までさかのぼり、当時の「ミラノ・モーターサイクルショー」で初のお披露目となっています。

内容は排気量が231ccで、最高出力は27psの5速MT、最高速度は約150kmでした。

当時としても、まぁまぁのスペックですね。(笑)

じゃぁ、国内のメーカーからの初は何だったかと言うと、スズキ「GS250FW」がそうです。

これは好きな人なら割と知られてるオートバイで、ボクもリアルタイムで知ってました。

登場は1983年で、水冷式4ストローク4気筒DOHCエンジンを搭載。

排気量は249ccで、最高出力が36psの6速MT、最高速度は約160kmでした。

このオートバイを皮切りに、超高回転な性能を誇る250ccの4気筒エンジンを搭載したモデルが続々と登場することになり、

90年代前半までで、非常に完成度の高い250cc4気筒マシンが世に送り出されることとなって行きます。

また、これはたまたま情報として知ったことすが、

実は、もしかすると1970年代初頭にホンダから先陣を切って「CB250FOUR」と命名される機種が、

登場する可能性があった様なんですよね。

結果的には出力の問題や、製造問題やコストの問題があり実現には至らず、

その代わりに1972年「CB350FOUR」が登場したと言う経緯があったそうです。

国内でこの250ccクラスを「特別視する理由」は何と言っても「車検がない」ってところですよね。

その分、維持費が安く、それでいてそれなりに速く、そして高速道路も走れる。

当然、人気のジャンルになる訳です。(笑)

そんな250ccに「気筒数の多いマシン」が存在する事はファンにとって有り難い話で魅力を感じますよね。

振り返りますが、世界初のベネリ「254」はそう言った意味でも貴重であり、

所有欲を十分満たすものであり、レトロバイクが好きな人にとっても重要な1台である気がします。

もちろん国産初のスズキ「GS250FW」もそうですが、

何でもそれまでに存在してなかった「初めてのモデル」って、特別な魅力を感じますよね!(笑)






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