年々、自分自身が年齢を重ねていくとモノに対する「カッコいい」の定義が若干変わってくるもので、
今じゃ「1つのモノにこだわる」って発想がボク的には「カッコいい」になって来てます。(笑)
例えばオートバイの場合だと最初に乗ったオートバイを今でもずっと乗り続け、
どんどん愛着が湧いて何十年と乗ってても「手放せない」とか…。
そう言ったモノの見方が、大人ぽくて「一貫してる」考えに「憧れ」すら感じる今日この頃なんですよね。
ボクの場合、若い頃は常に新しいオートバイに目が向いてしまい、
直ぐに今乗ってるモノより新しいモノへ気持ちが持っていかれるタイプでした。
どちらかと言うと気写りが激しいんですよね。
それはそれで良いじゃないかって考えもありますが、
流石に55歳も超えるとそうゆうのって若者の「ミーハー」な考え方に思えてしまい、
言い方が正しいかどうか分かりませんが「カッコ悪い」って思いにすら、
なってる自分がいたりします。(笑)
最初に気に入ったモノをずっと所有し続け、ひたすら愛し続け流行にとらわれず乗ってやる…。
自分の中での1つの方向性を常に追求し続け、時代が変わっても考え方がブレない。
こんな変わらない「こだわり」が、どこか「大人な感じ」がしてボク的にカッコいいんですよね。
ただ、ボクの周りを見渡してもそう言った方向性を持った人って、多くの知り合いの中でたった1人しかいません。
ボクのことを知ってる人が読んでると一発で誰か分かると思うのですが、
初めて買ったクルマ(初代フィアット500)を今も乗り続けてる「Y」さんです。(笑)
独り者から家族がどんどん増えた今でも、絶対に手放さないカッコ良さ。
また、オートバイに関しても変わらず所さん考案の、スネークモータース製「K16」にずっと乗り続けていますしね。
とにかく買い替えれないと言うより「買い替えない」って発想が「素敵」です。
人は誰だってモノに対して「愛着」ってものがあるはずです。
ただその愛着がどこまで続くか…。
人によってその「愛着の長さが違う」のは仕方ないのかもしれないけど、
すっかり大人になっちゃった今、一瞬で気心が変わるってどこか寂しい気がします。
個人的な思想になりますが、
少なくともこれからはもっと愛着を持ってオートバイと触れ合って行きたいものです。(笑)