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オートバイ、レストアの美学と邪道。(番外編vol.3010)

2021-06-28 09:53:35 | 日記

古くなったオートバイをピカピカに蘇らせるのが、いわゆる「レストア」という技法ですが、

最近はそれに加えて「オリジナル」と言うワードを重んじる傾向も出て来ています。

要するに当時の状態の方を重要視して、一部を新たな塗装や作り直しを良しとしない考えです。

分かりやすく言えば「オリジナルパーツ」のまま再生するって考えです。

で、今日はオートバイの「レストア」に関して基本に立ち返って考えたいと思います。(笑)

まず、部品ってもちろん「オリジナル」でピカピカが一番嬉しい訳ですが、

なかなかそんな凄い部品パーツや車両なんて存在しないですよね。

どうしても長期保管してる間に「ヤレやサビ」などは出来てしまいます。

中には現存してるとは言え、ほぼ「鉄屑」状態になってるのもありますからね。

当然、そんな車両を蘇らせるために「レストア」をする訳ですが、

出来るだけ「オリジナル」の部品を残して「レストア」するという方法が、

今のやり方となってるらしく、ボクなんかはそこに若干の違和感を感じてしまう訳です。

ボク個人の考えとしては綺麗に越した事はないので、出来るだけ再生する方がいい気がしますが、

こだわる人はサビてても「オリジナル」のままなんですね。(笑)

最近、YouTubeのレストア動画を見てるとパーツ1つに対して「当時モノ」って言葉をよく耳にします。

いわゆる新しく再生して作られたものではなく、その時代のモノって事ですが、

大抵の場合、ボロボロにヤレてたりします。

それでも、それを見て「いやぁ当時モノですか凄いですね」って言葉が飛び交います。

これに関して、ちょっとボク的におかしな話だって思う節があるんですよね。

綺麗な再生品と当時モノって「価値に差がある」事はもちろん分かるのですが、

オートバイの「レストア」ってそうゆう事じゃない気がするからです。(笑)

とにかく綺麗になって「なんぼ」ですよね。

あまりに「オリジナル」に心が奪われ過ぎて、肝心の「美しい」がどこか忘れ去れている気がします。

お金持ちはどこかしこから出来るだけ当時の「オリジナル」パーツを手配して、

それを使って「レストア」してる傾向なのですが、

ボクなんかはその仕上がりを見て、どうしても「美しい」とは言えない気がします。

大人寄りの「味わい」は確かにあるんですが、そもそも「レストア」ってそうゆうものだったけ…?

いやぁ、オートバイの「レストア」に見る美学と邪道。

どう捉えるかは人それそれって事なんでしょうかね!(笑)







コメント
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