Good Frlend!(motovlog)

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一応、ボクはビューエルのオーナーなので…。(番外編vol.2996)

2021-06-11 10:58:13 | 日記

今日はボクの乗ってる「ビューエル」と言うオートバイメーカーについてです。(笑)

過去に何度か紹介したことがありますが、今日はちょっと視点を変えてお話しします。

日本での知名度はどちらかと言うと低く、知ってる人も知らない人もいる「アメリカ生まれの不思議なメーカー」です。(笑)

世間的には2008年で「倒産してる」事になっていますが、

実は今も「EBR(エリックビューエルレーシング)」と言う社名で運営されています。

ただし、名称以外は別オーナーによって再建されたものなので、過去に販売された「ビューエル」のパーツに関しては、

そこから調達することは不可能です。

とは言え欲しい部品は今でも、かつての親会社である「ハーレーダビットソン」社で買えるんですけどね。

個人的にとても助かっています。(笑)

で、話を始めますが「ビューエル」ってメーカーを立ち上げたのは「エリック・ビューエル」さんと言う、

ハーレーの開発技師さんで、初期は「ハーレーダビットソン」社から「のれん分け」と言う形でスタートしたメーカーです。

まず「エリック・ビューエル」さんがどうして「ビューエル」を別会社として立ち上げたかというと、

基本コンセプトにある様に「アメリカ製のレーサーマシンでレースに勝つ」ってことがあったからです。

この考えは今も変わっておらず、日本製やイタリア製、はたまたドイツ製のオートバイにレースで負けない、

アメリカ生まれのレーシングバイクを作ると言うものだったりします。

確かによくよく考えてみれば、世界基準のオートバイレースにおいて「アメリカ製」のレーシングマシンって、

無いに等しいですよね。(笑)

流石に「ハーレーダビットソン」じゃ、どんなにこねくり返しても国際レースでは勝てない。

そこを打開するべく、開業した1984年から市販車をベースに、

まずはアメリカ国内でのレースに「ビューエル・レーシング」として参戦を開始、

結果的には、残念ながら海外のメーカーに勝つことは出来ず、現在までに至ってるという感じです。

まあ、当時エンジンが「ハーレーダビットソン」の45度の1200cc空冷式V型2気筒OHVを使っていましたから、

最初から無理があるとも言えたんですけどね。(笑)

ちなみに現在開発されてる「EBR(エリックビューエルレーシング)」の「1190RX」ってオートバイは、

エンジンが「ハーレーダビットソン製」ではなく別開発された1200ccの水冷式72度VツインDOHCエンジンで、

パワーは200ps近くありトルクも14kgと強力なものになっています。

まだ実際のレースで結果は出せてはいませんが…。

で、基本構造としては、昔からこだわりを持ってる「マスの中心化」がなされており、ホイルベースも非常に短いです。

まさに「ビューエル」ならではですね。

今後、まぁ、たられば話になりますがもし「EBR(エリックビューエルレーシング)」が、

「motoGP」に参戦して優勝するような事が起きれば、初のアメリカ製バイクの出来事となるんですけどね!(笑)








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