Good Frlend!(motovlog)

個人の好きなことを書くブログです。

90年代後期はオートバイ氷河期、カスタマイズ時代。(番外編vol.3004)

2021-06-21 10:35:47 | 日記

80年代に突然襲った「超オートバイブーム」も90年代の半ば過ぎあたりから陰りを見せ始め、

それまで、鬼のように乗ってたほとんどの若者たちがオートバイを降りてしまいます。

今だと、40歳後半あたりから60歳代のちょい手前までの世代がそれに該当する感じだと思います。

まぁ、この時期って今から考えればいわゆる「オートバイ氷河期」ですね。(笑)

それまで爆発的に売れてた原付スクーターからスポーツバイクまで全く売れない時代だったです。

そこからおおよそ10年近く、ハーレーブーム(返り咲きオヤジライダーの出現)が到来するまで、

オートバイ自体が若干、影を潜める結果となります。

それを証明する1つにボクが99年に購入した、走行距離5000kmほどでピッカピカの、

ホンダ「NSR250R-SP-93年式」が、たったの25万円(車体価格)だった事が、

全てを物語っていますからねぇ。今じゃ考えられない。(笑)

しかし、この氷河期を「地味に生きたムーブメント」があったことをボクは覚えています。

それはオートバイの「カスタマイズ」を良しとした「シティーバイカー」の出現です。

初期はホンダ「スティード400」などの「国産アメリカン」を中心としたものから始まり、

2000年あたりからドラマの影響で流行ったヤマハ「TW200」のスカチューン人気、

その後のカワサキ「250TR」などのバイクが「一部の若い世代」に受け入れられた、

オシャレなオートバイ時代ってのが、ほんの少しの期間あったんですよね。

その後に「ビッグスクーター」へと流行が移行するのですが、

一瞬の輝きを見せた、カスタム車両を中心とした「シティーバイカー」時代です。

この頃は、今のツーリングを主体とした乗り方とは大きく違い、街乗りを基本としてたので、

オートバイは比較的、小排気量から中排気量が主流でしたし、

カスタムされていた為、乗りやすいオートバイではなかった事が特徴となっています。

目的はファッションの一部として、いかに「オシャレに街を流すか」って感じなので、

個人的な主観で言えば、雑貨屋さんやオシャレな古着屋さんの店員が乗ってたイメージです。(笑)

う〜ん、あと、美容師さんとかもそうかなぁ。

それまで山の様にあったオートバイ雑誌も軒並み「廃刊」になってて、

その中で生き残った雑誌は、もうこう言った人たちの特集ばかりで、

異常なぐらい「オートバイカスタムのパーツ広告」がたくさん載ってましたね。

今振り返っても、あれはあれで「時代だった」んですねぇ!(笑)







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする