オートバイ好きで50代の人ならよ〜く知ってる1台に、ホンダ「VT250F」ってのがありますよね。
初期モデルから絶賛された、誰もがその性能を絶賛する100点満点の「優等生バイク」です。(笑)
80年代の「第2次オートバイブーム」にあって、
ボクの思い出の中で一番心に残ってるオートバイなのが、実はこの2世代目にあたる「VT250F-MC08後期」です。
何が良かったって、とにかく当時としては「デザイン」がメチャメチャ良かった。
個人的には250ccモデルの中での1番ってレベルではなく、
全ての排気量を総合したオートバイ全般で「デザインが優れてる」と思っていました。
ただ、当時流行ってた峠を攻めると言った行為に関しては向いていなかった車両ですけどね。(笑)
とにかく、デザインで圧倒した名車、スズキ「GSX1100S-刀」以来の優れ様で、
この2世代目が登場したのは1984年のこと。いやぁ、35年以上前ですね。
名車である初期モデルからのフルのモデルチェンジで登場したのですが型式は同じ「MC08型」でした。
なので系統で言えば、初期型の後期モデルと言う位置づけとなっています。
搭載されてた水冷式4サイクルDOHC-V型2気筒エンジンは、
ホンダらしくより熟成され、オートバイ仲間からは「故障知らず」と言われていました。
最高出力は250ccクラスとしてはなかなかの40psを誇っており、最高トルクが2.3kg。
スムースな走りと乗りやすさが売りで、狙い通り爆発的に売れ「累計10万台突破」し、
なんちゃってタイガースカラーの「特別仕様車」も登場したほどです。懐かしいですね。(笑)
ボク自身も相当後の話になりますが、タダでこの「VT250F」をもらって乗ってました。
まぁ乗りやすく扱いやすかったです、逆に残念なのは全くピーキー感を感じる事はなかったことですかね。
とにかく今考えても「良くできたオートバイ」で、その後の「VT」シリーズも素晴らしいですが、
この時点で既に「完成の域に達していた」気がしてならないです。
なので、ボクの中で80年代を代表するオートバイと言えば、
数ある中で一番に思い浮かべるのが、この2世代目「VT250F」だったりするんですよね。
今じゃ、もうすっかり見かける事はありませんし、中古市場で驚くほどの高額車両にもなっていませんが、
一斉を風靡した事は間違い無いです。
漫画でも主人公が乗るほどの車両でもありましたしね。(確か学校の先生が最後に総理大臣になるお話…)
多分、他の人が選ぶとしたらこの2世代目「VT250F」じゃ無いかもしれないけど、
なぜかボクの場合はそうなちゃいますね!(笑)