オートバイの人気モデルとなった過去の経緯を考えると、その要因はとにかく見た目の「デザイン」です。
ここに関しては間違いなく「衝撃的なカッコ良さ」が勝敗の鍵を握ってると言えますよね。
事実、常に過去の歴史がそれを物語っています。
また、意外と気にされているようでされていない「性能」ってのはその後について来るもので、
極端な話、たまたま良ければラッキーってぐらいです。
そう、結局はそうなんですよね。(笑)
排気量別もしくはジャンル別に対して、どこよりもカッコ良いモデルを登場させたかで、
売れるバイクかどうかが決まっちゃいます。
これを具体的な比較をすると顰蹙(ひんしゅく)も買いそうですが、
例えば、カワサキ「Z900RS」とスズキ「KATANA」を比較して、
電子制御を含めた「性能」に関しては「ほぼ同等」と言う事が言えますが、
どちらが人気モデルで売れてるかと言うと、もう圧倒的にカワサキ「Z900RS」です。
これは紛れもない事実で、間違いない。
で、この結果はまさに上記で示した「デザイン」の勝利と、ボクは言える気がするんですよね。(笑)
とにかくこの2台の比較は、説明の上でも「一番分かりやすい例え」だと思います。
そもそもどちらのオートバイも「ご先祖様」がいますよね。
カワサキ「Z900RS」なら「Z1」、スズキ「KATANA」なら「GSX1100S-刀」です。
このご先祖様はどちらも人気モデルで、現在でも圧倒的なファンを獲得しています。
しかし、その後継モデルとして登場した新型に関しては明暗がはっきり分かれてしまいました。
なぜって…?
ハッキリ言いますが、敗者であるスズキ「KATANA」のデザインが持ったほど良くないからです。(笑)
どこか期待外れと言うか、驚くほどのインパクトがないと言うか、衝撃が少なかった事はな違いない。
それが如実に売り上げに反映されたと言う事だとボクは考えます。
結局はオートバイって「見た目」なんですよね。
その人にとって「カッコ良いかそうじゃないか」ってことだけ。
どんなに「うんちく」を語っても結局、性能に関しては「二の次」と言うことです。
そうれはこの2台、カワサキ「Z900RS」とスズキ「KATANA」が、
しっかり証明してくれてるとボクは思いますね!(笑)