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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

令和元年度第1回大崎地域農業改良普及活動検討会を開催しました

2019年09月12日 11時32分47秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 普及センターでは,農業者や地域住民に理解され,効率的で効果の上がる普及指導活動を推進するため,毎年,外部の委員(普及活動検討委員)から御意見を頂く「大崎地域農業改良普及活動検討会」を開催しており,今年度第1回目となる検討会を9月5日に開催しました。

  はじめに,普及センターが重点的に取り組むプロジェクト活動5課題の中から,現地検討課題として「そばの生産性向上による中山間地域を担う法人経営の安定化」を選定し,その対象である,株式会社スマイルフィールドの中鉢代表取締役のほ場管理システム(KSAS)の活用状況と,そばの湿害対策として,実証試験を行った高畝栽培の生産現場を視察しました。

  その後,大崎市岩出山池月公民館に会場を移し,今回の現地検討課題について詳しく説明するとともに,その他のプロジェクト活動4課題の進捗状況について説明し,御出席いただいた4名の委員からこの半年間の普及活動に関する評価や,今後の活動に対するアドバイスをいただきました。

  検討委員からは「効果的な普及手法として,若い農業者に多くの事例を見せるようにしてほしい」との意見や中山間地域の鳥獣害対策を重要視する意見を多くいただきました。

  普及センターでは,今回の貴重な提言を今後の普及活動に活かし,生産者から頼られる普及活動を行っていきます。

  <連絡先>  宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班  TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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栗原市果樹連絡協議会で先進地視察研修会を実施しました

2019年09月12日 10時19分47秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 

 令和元年8月22日に栗原市果樹連絡協議会で岩手県北上市の岩手県農業研究センター及び奥州市の紅果園を視察研修し,17名の会員が参加しました。
 岩手県農業研究センターでは,園芸技術研究部果樹研究室の佐々木室長から作業効率のために樹高を3.5mに留める管理方法を主体に,品種比較試験,フェザーなどを利用した密植栽培等の技術開発内容について説明を受けました。
 紅果園では,園主の高野豪氏から,園地の概要と父の代から行っている品種育成について説明を受けました。経営規模が大きいため,果実品質の維持を図りながら計画的な出荷販売を行っていることと,作業効率を高めるためジョイント栽培へ取り組んでいるとのことでした。
 参加者は,高齢化により安全に栽培管理が可能な低樹高の栽培方法や新たな栽培品種の着色や食味の状況等について活発に意見交換していました。

 <連絡先>
  宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
  TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-6144

 


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「令和元年度栗原市生活研究グループ連絡協議会リーダー研修会」が開催されました!

2019年09月11日 16時53分43秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

令和元年9月5日(木)に,栗原市生活研究グループ連絡協議会主催の「令和元年度リーダー研修会」が開催され,会役員等約20人が参加しました。
「リーダー研修会」は,視察等を通じて協議会役員の資質向上と会員同士の交流を図ることを目的に毎年開催しています。
今回は,地域と密接な関わりを持ち,特色ある直売所運営を行っている石巻市小船越の「道の駅 上品の郷」と,同施設に金婚漬けや味噌漬け等の農産加工品を出荷している女性農産加工グループ「白瓜会」を視察しました。
「道の駅 上品の郷」では,直売所の小野寺所長から道の駅の沿革をはじめ,出荷者と協力したエコファーマー認証農産物の販売推進に向けての取組み等の説明を受けた後,施設内を見学しました。参加者からは,「経営者や出荷者の熱意を感じた」,「今日学んだことを地域の直売所や道の駅にも伝え,活かしたい」との感想が聞かれました。
続いて視察した「白瓜会」では,加工施設を見学しながら意見交換しました。加工原料の野菜類は全て自給しており,会員3名が30年間互いに切磋琢磨しながら加工・販売を続けているとの話を聞き,そのエネルギッシュさに驚きの声が挙がりました。参加者の中には4Hクラブ員時代に共に活動していた方もおり,久々の再会を喜んでいました。
今回の視察で参加者が見聞きし学んだことは,今後それぞれの地域へ戻ってから会員等に伝達されます。栗原農業改良普及センターでは,今後も女性農業者の取り組みや農村地域の振興に向けた支援を続けてゆきます。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班    
TEL:0228-22-9437/FAX:0228-22-5795・6144

  


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(農)下名生ファームがパドロン試食会を開催しました

2019年09月11日 15時28分57秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 柴田町の農事組合法人下名生(しものみょう)ファームは,平成27年に土地利用型の農業法人として設立され,平成30年には味噌造りに取り組む加工組合の事業を継承して,土地利用型+6次産業に取り組む農業法人となりました。  
 本年度より組合では,スペイン野菜のパドロン(トウガラシの仲間)の栽培に取り組んでおり,8月26日に関係者を集めた試食会を開催しました。  
 当日は,柴田町内の創作料理店を会場にして,法人構成員の他,柴田町長,JAみやぎ仙南柴田事業本部長などの関係者に,パドロンを使ったピリッと辛い炒め物や揚げ物を味わってもらいました。
 町長からは,「新たな野菜栽培に取り組んでもらって感謝する。下名生ファームには,このパドロンを柴田町の特産品に育てられるように頑張ってもらいたい」と激励の言葉をいただき,法人構成員も大いにやる気になりました。
  パドロン生産の取組みは地元新聞にも掲載され,柴田町観光物産交流館「さくらの里」で販売しているパドロンは予想を超える販売数となっています。
※お問い合わせ先
・下名生ファーム直売所 0224-87-8118(金曜,土曜のみ)
・柴田町観光物産交流館さくらの里 0224-87-7101(月曜定休)
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター      TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


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栗原市って県内1番のズッキーニ産地なんですよ!

2019年09月11日 10時11分14秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

  

令和元年8月30日(土)に栗原市志波姫のイオンスーパーセンター敷地内で行われた
「令和元年栗原市民まつり」で栗原産ズッキーニのPRと産地認知度調査を行いました。
  これは,ズッキーニの試食やレシピ配布を通じて食べ方を知っていただき,家庭での
消費拡大を目的として行いました。さらに,産地の認知度について調査を行い,今後の
PRの方法等を検討する基礎資料の収集を行ったものです。
  栗原産ズッキーニを始めとする野菜類の販売が行われたJA新みやぎ栗っこ営農部の
ブースと,ズッキーニパンケーキや漬け物,サラダの試食会が行われた栗原市農業委員
会女性委員会のブースの2カ所でレシピの配布と認知度調査を行いました。
  調査の結果,ズッキーニを知らないと答えた方はわずか3%で,調査を開始した当時に
比較すると広く浸透してきたことがわかりました。また,栗原市がズッキーニの産地である
ことは74%の方が知っており,前年度より数ポイント高い結果で,テレビやフリーペパー
などさまざまな媒体を通じてPRした効果を感じました。
 聞き取りしてわかった家庭での調理方法も多種多様で,ズッキーニが家庭に浸透して定
着してきていることを実感しました。今後は,主な出荷先である仙台圏での認知度を向上
させて,消費拡大につなげる取り組みを進めていきます。

<連絡先> 宮城県栗原農業改良普及センター
              先進技術班 TEL:0228-22-9404 FAX:0228-22-6144


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階上地区いちご勉強会を開催しました。

2019年09月09日 17時23分00秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 気仙沼市階上地区では,温度や湿度,炭酸ガス濃度などの環境データを活用したいちご栽培に取り組んでいます。平成31年産で記録した環境データから課題を分析し,次作に向けた栽培管理についての勉強会を開催しました。

 普及センターからは,厳冬期や暖候期など数パターンの環境データを示し,温度管理や効果的な炭酸ガス施用方法等について説明を行いました。

 その後,それぞれの生産者の課題や次作の取組をホワイトボードに書き出し,意見交換を行いました。お互いの管理方法等について積極的に質問が出され,有意義な意見交換の場となりました。

 普及センターでは今後も環境データの測定・分析を行い,栽培管理に生かせるように支援していきます。

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0226-25-8069  FAX:0226-22-1606

 


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亘理地域農業普及活動検討会を開催しました

2019年09月09日 16時39分03秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

令和元年9月4日に,第1回目の亘理地域農業普及活動検討会を開催しました。

この検討会は,関係機関(市町,農協)や消費者代表,商工団体,農業者などの外部評価委員に対して,今年度の活動計画やこれまでの取組状況等について説明し,計画の妥当性や活動手法などについての評価や課題解決に向けた助言を頂くため,毎年2回開催しています。

今回の検討会では,平成31年度(令和元年度)普及指導計画の概要を説明するとともに,重点的に支援している活動(プロジェクト課題)のうち,新規の2課題(土地利用型大規模法人の生産体制整備を支援する課題,水稲直播栽培の技術向上を支援する課題)について,これまでの取組状況や今後の支援計画などについて説明しました。

委員からは,亘理地域の特性と課題を的確に捉えた支援が行われているといった評価をいただくとともに,活動の成果をより多くの農家に普及・浸透されることを期待するといった意見をいただきました。

今後は,これらの意見などを参考にしながら,今年度後半の支援活動に活かしていきます。

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター  地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 


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亘理地域「りんご栽培研修会」を開催しました

2019年09月09日 16時19分30秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 亘理管内は県内有数のりんご生産地です。当地域では,毎年,本格的なりんごの収穫を前に亘理名取果樹振興協議会(事務局:亘理農業改良普及センター)主催で,各生産者の技術支援や会員相互の交流を図ることを目的として「りんご栽培研修会」を開催しています。今年は,令和元年8月29日に開催し,関係機関含め37名の参加がありました。

 今年の研修会では,2カ所の視察を行い,まず,山元町 森俊一氏りんご園では視察を行い,経営概要の紹介や生育状況についての情報交換を行いました。当地域では,開花期間に強風や降雨がありましたが,結実・生育は概ね良好で,りんごの肥大も順調に進んでいます。

 その後,宮城県農業・園芸総合研究所(名取市)へ移動し,果樹チームの大沼リーダーに主要りんご品種の生育状況や新品種の特徴,研究所で取り組んでいる研究内容を紹介していただきました。参加者から,特に新品種の特性についての質問が多くあり,今後の栽培品種選定の参考としていました。

 亘理農業改良普及センターでは,今後も定期的な巡回指導や各地域で開催される現地研修会等で技術指導を行い,当地域の高品質なりんごの安定生産を支援していきます。

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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蔵王町向山上地区で鳥獣被害の集落点検を行いました

2019年09月09日 15時49分52秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

  平成30年度集落ぐるみの鳥獣被害対策モデル事業として,集落ぐるみによる鳥獣被害軽減対策に取り組んだ蔵王町向山上地区(令和元年度普及センタープロジェクト課題)において,8月24日(土),被害対策を継続するため集落環境点検が行われ,地域の住民,関係機関等含めて25名の参加がありました。

 当地区は,昨年度,集落内に約3kmのワイヤーメッシュ柵を設置しており,集落環境点検は,関係者全員で柵設置後の被害状況の変化や柵周辺の管理状況を確認し,地域の課題を整理・再認識し,実情に応じた対策を選択・実施することを目的に実施しました。

 5班体制で農作物の被害状況,イノシシの侵入経路や隠れ場所,イノシシのエサとなる集落内の未収穫果実や農作物残渣等の確認を行い,得られた情報から点検マップを作成し,みんなで確認し合いました。その後,合同会社東北野生動物保護管理センターの研究員から,点検結果を踏まえた対策のポイントと周辺地域への波及方法についてアドバイスをいただきました。

  イノシシの被害は年々拡大する傾向にあり,対策が急がれていることから,当地区の活動を関係機関と情報共有することで,効果的な対策ができるよう支援していきます。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域農業第二班       

     TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138

 


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女性農業者が働きやすい職場づくりを目指して視察研修会を開催

2019年09月05日 15時05分33秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 令和元年8月22日(木)に,アグリレディーズネットとめと登米農業改良普及センターの主催により,「女性農業者が働きやすい職場づくり研修会」を開催しました。研修会には女性農業者等20名が参加し,女性が働きやすい職場づくりを実践する一関市の2つの農業法人を視察しました。

 最初の研修先の農事組合法人京津畑やまあい工房(岩手県一関市大東町)は文字通り北上山地の山合いの44戸の小さな集落にあり,当法人の懸田代表理事より女性を中心とした法人設立に至った経緯や女性だけの組織での円滑な運営の秘訣などについて話を伺いました。また,廃校となった小学校を活用したレストランや宿泊施設を見学し,地元産品による昼食「まんがんばっとセット」をいただきました。

 次に有限会社「かさい農産」(岩手県一関市川崎町)は,ほうれんそうなどの施設野菜,にんじん・ごぼうなどの露地野菜,農産加工に取り組む農業法人で,農山漁村活躍表彰の女性活躍表彰部門で農林水産大臣賞を受賞しています。当日は葛西代表取締役会長より,女性が働きやすい職場づくりを積極的に進め,役員の半数,社員のほとんどを女性が占めるまでに至った経過について話を伺いました。また,女性社員2名からは子育て中心の働き方に配慮してもらうことにより,3~4人の子供を抱えても仕事を続けることができたとの生の声を聞くことができました。

 いずれも女性のライフスタイルに合った職場づくりを実践しており,参加者は多様な働き方を提供できる農業の懐の深さをあらためて実感したようです。

 普及センターでは,女性農業者の働きやすい環境整備につながる活動を今後も支援していきます。

<連絡先>
          宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
          〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
          電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522  

 


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