宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

適期収穫に向けて令和元年産「だて正夢」現地検討会が開催されました

2019年09月26日 16時48分35秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 みやぎ米ブランド戦略の取組として推進している「だて正夢」は,今年産は県内で約600ha作付けされており,うち大河原管内では20%を占める約125ha作付けされています。

 今年の水稲は,7月に低温、8月には高温多少となりましたが,気象の影響を受けることなく順調に生育し,だて正夢やひとめぼれなどの中生品種は8月1日には出穂期となり,9月上旬には収穫適期を迎えます。

 本格デビュー2年目を迎える「だて正夢」については米どころ宮城を牽引するトップブランド米としてお届けするために,9月5日に角田市と蔵王町の2カ所で「適期収穫」,「調製・出荷」に関する地域栽培塾を開催しました。

 現地検討では資料に基づく生育状況などの説明に加えて,特に収穫期の予測に向け,現地での最終判断となる「籾」(もみ)の熟色の判定方法について指導しました。

 今回の検討会も,参加者は熱心に受講し,積極的に収穫適期の判定のほか高品質に仕上げるための乾燥・調製についても多くの質問が寄せられました。

 まもなく全国の皆様に仙南の美味しい「だて正夢」をお届けします。

    

 (角田市会場)     (蔵王町会場)   (「籾」の熟色判定)

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター      TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


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