令和7年7月11日に、仙南地域畜産振興協議会主催の仙南地域和牛共進会が開催されました。4つの出品区に対し、管内から黒毛和種雌牛22頭が出品され、最優秀賞獲得を目指し競い合いました。
体尺測定による発育を調査し、月齢に応じた発育をしているかを評価するとともに、触診による栄養度判定を行い、太り過ぎていないかを確認しました。その後、全国農業協同組合連合会宮城県本部の審査委員3名が黒毛和種牛審査標準に基づき、体の幅や張り、体躯の移行やバランス、体と骨の緊り及び雌牛らしさ等について審査を行いました。
審査序列の結果により、第1区(若雌の1)及び第2区(若雌の2)から2頭、第3区(経産)から3頭、第4区(高等登録群)から2頭が9月に開催される県の総合畜産共進会(以下、県共)への出品が決定しました。
今後、集合指導会を行い、栄養度の管理、体躯の鮮明さや均称を注視し、県共での上位入賞を目指します。また、暑熱の厳しい時期ですので、出品牛も人も体調を壊さないことを意識しながら、県共で仙南和牛を披露できるよう関係者が連携し出品対策に取り組みます。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第一班
TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138