
大河原管内では、水田を活用した露地園芸作物としてたまねぎの生産を推進しています。普及センターはJAみやぎ仙南と連携し、本年度のプロジェクト活動として、仙南地域のたまねぎ生産拡大に向けた生産支援に取り組んでいます。
令和7年3月中旬より、管内ではたまねぎ晩秋まき栽培の定植が進んでいます。晩秋まき作型は晩秋(11月下旬)に播種し、冬季はハウス内で育苗し、3月に露地ほ場に定植する作型です。ほ場栽培期間が3月~7月の半年となるため秋冬作に他の作物を生産できること等がメリットであり、大河原管内では5戸の生産者が取り組んでいます。
晩秋まき栽培の収穫時期は通常の秋まき栽培よりも遅い6月末を見込んでおり、収量確保のためには梅雨時期の病害虫防除が重要です。普及センターでは今後も各生産者への生産支援を継続し、地域一体となってたまねぎの生産拡大に取り組んでまいります。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第二班
TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138