7月12日に当普及センターのプロジェクト課題「被災農地の土づくり」現地検討会を開催しました。石巻市の大川,北上地区の復旧農地は,東日本大震災の津波によって作土が流失したため,新たに客土を行いました。しかしながら,収量が低いことが課題となっており,堆肥などの有機物施用による土づくりが必要となっています。また,復旧農地では大規模土地利用型法人が担い手となり200ha弱の大面積の水稲を作付しており,省力化するために乾田直播栽培にも取り組んでいます。普及センターでは,復旧農地の地力向上に向けて堆肥を活用した土づくり実証ほや乾田直播栽培の生育調査ほを設置し,調査を行っています。
今回は(株)宮城リスタ大川,(株)ゆいっこ,(農)みのりのプロジェクト課題対象経営体や,北上川沿岸土地改良区,石巻市河北総合支所地域振興課,JAいしのまき,東部地方振興事務所農業農村整備部などの関係機関約30名が集まり,大川,北上地区のほ場を巡回し,地力向上のため堆肥を散布したほ場,散布しなかったほ場での水稲の生育状況の違いや,乾田直播栽培と移植栽培での生育状況の比較などを行いました。堆肥を散布したほ場や除草剤を適期に散布できたほ場では順調に生育が進んでいました。出席者たちはそれぞれのほ場の特徴や管理方法などについて意見交換を行い,土づくりや乾田直播栽培への理解を深めていました。普及センターでは今後も復旧農地への栽培支援を行っていきます。
今回は(株)宮城リスタ大川,(株)ゆいっこ,(農)みのりのプロジェクト課題対象経営体や,北上川沿岸土地改良区,石巻市河北総合支所地域振興課,JAいしのまき,東部地方振興事務所農業農村整備部などの関係機関約30名が集まり,大川,北上地区のほ場を巡回し,地力向上のため堆肥を散布したほ場,散布しなかったほ場での水稲の生育状況の違いや,乾田直播栽培と移植栽培での生育状況の比較などを行いました。堆肥を散布したほ場や除草剤を適期に散布できたほ場では順調に生育が進んでいました。出席者たちはそれぞれのほ場の特徴や管理方法などについて意見交換を行い,土づくりや乾田直播栽培への理解を深めていました。普及センターでは今後も復旧農地への栽培支援を行っていきます。