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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

大谷いも復活に向けた取組がテレビ放映されました

2021年07月13日 13時49分54秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 気仙沼市大谷地区の道の駅大谷海岸直売組合では,令和元年から大谷いも(ばれいしょ)復活プロジェクトに取り組んでいます。戦後の食料難の時代,大谷地区は高品質なばれいしょを生産する産地として高く評価されていましたが,最近の作付は大きく減少していました。直売組合では道の駅のリニューアルに合わせ,大谷いも生産の復活に取り組んでいます。
 令和3年7月2日には,在仙のテレビ局により,ばれいしょほ場や道の駅大谷海岸で大谷いもの取材が行われ,7月7日に放映されました。
 ほ場では,大谷いもは品種「男爵薯」を使い,土づくりに海藻を使っていることが生産者から説明されました。また,リポーターによるばれいしょ収穫体験も行われ,肌のきれいなばれいしょに感動した様子でした。
 続いて道の駅では,地元中学生による大谷いもを原料にしたポテトチップス作りの取組や,昨年度開発しファーストフードコーナーで販売されているばれいしょ加工品「ジャケットポテト」が紹介されました。また,普及センターからは,ばれいしょの安定生産に向けた,土壌診断に基づく肥培管理の取組について説明しました。
 大谷いもは道の駅大谷海岸で7月1日から販売を始めており,7月24日(土),25日(日)には道の駅で販売イベントを開催する予定です。ぜひ復活した大谷いもをご賞味ください。

<連絡先>
 宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班
 TEL:0226-25-8068   FAX:0226-22-1606


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宮城県米づくり推進気仙沼地方本部技術指導部会を開催しました。

2021年07月13日 13時22分03秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

 管内の生育調査ほや普及展示ほ(「金のいぶき」,「だて正夢」の移植栽培,「ひとめぼれ」の湛水直は栽培)を巡回し,現在の水稲生育状況を確認するとともに,今後の栽培管理について検討しました。

 茎数や苗立の確保が難しかった「だて正夢」の移植栽培や「ひとめぼれ」の湛水直は栽培についても,現地農家の工夫で順調に生育が進みました。また,本年度から管内では「金のいぶき」の展示ほも設置しており,今後の普及拡大が期待されます。

今年は5~6月が高温傾向で推移したため,水稲の茎数も平年と比較して早く増加が進み,出穂も早まると予想されます。今後は追肥や病害虫防除など,収量・品質を確保するための重要な時期となるため,市町や農協とも協力し栽培支援を行っていきます。

 

<連絡先>

 宮城県気仙沼農業改良普及センター      先進技術班

 TEL:0226-25-8069   FAX:0226-22-1606


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ハナトピア産直市の野菜栽培講習会が開催されました!

2021年07月13日 11時46分32秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和3年7月8日に,ハナトピア産直市の野菜栽培講習会が開催され,19名の直売所出荷生産者が参加しました。

 当日は,亘理普及センター職員が講師となり,事前に生産者からいただいた質問に対して回答する形で講習会を行いました。質問内容は,連作対策やトマトの尻腐れ・葉先枯れ症状対策,アザミウマ類やハダニ類の害虫対策,ブロッコリーのべと病やねぎのさび病の病害対策等の様々で,普及センターから原因やその対策ついて説明しました。

 普及センターでは,今後も栽培講習会や現地巡回を通して,野菜栽培技術向上を支援していきます。

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術斑

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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