令和3年7月12日(月)にJA新みやぎ栗っこ地区管内において,稲作三部会合同ほ場巡回検討会が開催されました。本検討会はJA新みやぎ栗っこ地区管内の3つの稲作部会(多収穫米生産部会,ブランド米生産部会,米戦略部会)が合同で開いた検討会で,各部会員が展示ほの生育状況を確認し,相互に意見交換を行うことを目的として開催されました。
はじめに,普及センターから7月9日に実施した生育調査結果と今後の栽培管理について説明した後,だて正夢現地栽培技術普及展示ほに移動し,だて正夢の追肥時期,追肥量等について検討を行いました。その後,JA稲作部会の各展示ほを巡回し,多収穫米「しふくのみのり」の試験栽培ほ場や農薬・肥料の試験ほ場の検討を行いました。
各展示ほの生育は順調に進んでおり,特にいもち病に強く,耐倒伏性に優れ,高温耐性を持つとされる「しふくのみのり」については収量・品質への期待もあり,部会員等の関心が高まっています。
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0228-22-9404 FAX:0228-22-6144