「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

ヒバクシャ

2006年11月27日 | STOP 六ヶ所
ヒバクシャ~世界の終わりに~」を見た。

イラクでの劣化ウラン弾や、広島・長崎での原爆により被爆し、今も苦しむ人たちを描いたドキュメンタリー映画だ。

世界のどこかで、過去に起こったことでは済まされない。
今も世界の片隅で、そしてこの日本で、苦しんでいる人がいる。

アメリカのワシントン州にある、長崎原爆を作った核施設では、周辺住民に癌の発症や奇形児の出産が相次いでいるが、政府は施設は安全だとし、住民の健康障害と施設の関連性を否定する。

その地で作られたリンゴやジャガイモは、そのまま、もしくはマクドナルドのアップルパイやフライドポテトとなって、日本に来ているかもしれない。それでも、そこの農民は、「この地で生きていくしかない」という。

チェルノブイリの事故から10年ほど経って、日本の東北4県では乳癌の発症が異常に高まったそうだ。10年といえば、放射能が体内に入って発症するまでの時間と重なる。

そして、我々の暮らしを灯す電気を作った原発のゴミは、 六ヶ所村の核燃施設でまた放射能を放出している。。。

これでも現在の我々と「ヒバクシャ」は関係ないと言えるだろうか。

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2 Comments

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内部被曝の脅威 (メイコのつれあい)
2006-12-02 21:29:16
こんばんは。
ぼくも観ました、「ヒバクシャ」。
そして今、「内部被曝の脅威」を読んでいます。
映画にも出演している肥田先生と監督の鎌仲さんの本。

もしまだお読みでなければ、ぜひ。
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むむむ、 (mio)
2006-12-02 23:01:07
なるほど、内部被爆も重大な問題だね。
ご紹介ありがとう!
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