「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

六ヶ所村 再訪

2007年03月28日 | STOP 六ヶ所
半年ぶりに六ヶ所村を訪れた。
昨年の秋は、六ヶ所村ラプソディーの「花とハーブの里」に チューリップの球根植えの手伝いに行ったはずなのに、 大雨の大混乱で核燃料サイクル施設さえ見れなかったので、その雪辱を果たしに来た。

冬の六ヶ所は雪に覆われているイメージだったが、 暖冬の今年は雪が殆ど残っておらず、 雪がわずかに残る畑にも、 ふきのとうやチューリップが芽を出していた。

「花とハーブの里」では相変わらず菊川さんが穏やかな笑顔で迎えてくれる。十数年に及び、国の原子力政策と対峙してきたとは思えないほどだ。

半年前に大勢の援農隊が集まった牛小舎は、その昔は団結小屋として反対運動の基地だったが、今では2階をウーファーの宿舎に残し、1階部分は二人の若者、エレキとテンダーがカフェへと手作りで改築中。私達も、材木を運んで天井を張ったり、薪を作ったりとお手伝い。5月中旬のチューリップ祭りには間に合わないようだが、7月頃には素敵なカフェが出来上がりそうだ。

これもいろんな人との縁で六ヶ所村に住み込むこととなったエレキとテンダーは、核燃の問題とそれだけでない六ヶ所村を多くの人に知って欲しい、そして、核燃受け容れの是非を巡って失われたコミュニティの結びつきを取り戻すきっかけとなってほしい、と精力的に動きながら、夏至の「アースデイ六ヶ所」を企画している。

その日の夜は、いろんな思いをもって各地から集まってきたメンバーで、六ヶ所村と各地で使える地域通貨の構想や、 様々な地場産業の有機的結びつきによる「核燃に頼らない村づくり」など、夢溢れる話に花が咲いた。

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