「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

近所の公園でJazz Concert

2021年07月13日 | パリに暮らして~in paris

ある日曜日の午後、マンションの中庭に降りてみると、何やらにぎやかな音が。歩いて2分の公園に行くと、公園の舞台でなんとJazz Concertが。

トランペットやドラム、バスなど総勢10人ほどの結構本格的なバンドが約1.5h演奏していました。周りには折りたたみのデッキチェアやキャンピングチェアを広げている人も何人かいて、明らかにこの演奏を目当てに公園に来ている人も結構いるようです。

近所の何気ない公園でも、時々こうやってアートが楽しめるのがいいですね。


ピカソ美術館

2021年07月04日 | パリに暮らして~in paris
国立ピカソ美術館に行ってみました。パリの中心部、美術館等が集まるマレ地区にあります。
建物自体も歴史的文化財(17世紀の塩の徴税官吏の館)のようで、外観も中も宮殿のようです。
 
スペイン出身のピカソがパリに来たちょうど1900年の万国博覧会の時、彫刻家のロダンが売れっ子アーティストだったようで、ピカソも彼の影響を大きく受けているそうです。やはりパリにあるロダン美術館との協力で、ちょうどロダン展をやっていました。なので、有名な「考える人」の彫像もあり。

1.5時間くらいゆっくり見た後、近くの国立公文書館でクラッシックコンサートをやっているようだったので、立ち寄ってみました。

建物の中庭の回廊でピアノに合わせて若手の歌手が歌っています。皆足を止めて鑑賞していました。

歴史的建物でのアートな休日、まさに芸術の都・パリ…。尤も、子供たちはこれだけじゃ物足りないらしく、近くのショコラテリエでアイスクリームとホットショコラを味わって帰ってきました。

パリで見つけた!日本の焼肉

2021年07月03日 | パリに暮らして~in paris
前から気になっていた、パリの15区にある日本の焼肉屋「まっちゃん」に行ってきました。この辺は韓国料理店も多いので、コリアンBBQの店はあるのですが、日本風の焼肉屋はほかにもあるのな…?元の日航ホテルに近いこともあって、日本の有名人も多く訪れているようで、サインなどが壁に飾ってありました。
クボタののれん、だるま、招き猫、日本酒の熱燗サーバーなど、一見日本の居酒屋のようでホッとします。

お昼のメニューは、13.5€(約1700円)のカルビ定食~15.5€(約2000円)のロース定食など。ごはん、春巻き2本とサラダ、みそ汁も付きます。
これこれ、懐かしいですね。まあ、コリアンBBQでもそれはそれでいいのですが、やはり何となくこれが落ち着きます。
子供たちも大喜びでした。

カフェ飯

2021年06月25日 | パリに暮らして~in paris
今週は久しぶりに外食ランチを何回かしました。
 
珍しいと思ったのが、Saint-Jaqueと呼ばれるホタテのタルタルの前菜。ビーフやサーモンのタルタル(生のものを刻んであえたもの)はよく見かけるのですが、ホタテは初めて見かけました。6月のこの時期に貝は大丈夫かなと一瞬不安がよぎりましたが…おいしくいただき、そのあとも問題ありませんでした。

こちらは、同じく前菜の豚レバーのテリーヌ。右上の茶色いは玉ねぎをカラメル色になるまでいたもの。一緒にバゲットにつけて食べるとおいしいのですが、赤ワインかビールが欲しくなります。

こちらは、カフェ飯のメイン、以下の甘辛炒め・ごはん添え。これと豚レバーのテリーヌ、カフェのMenuで17.5€(2300円)まあまあでしょう。

こちらはカフェメニューのもう一るのメイン、仔牛のステーキ、シャンピニオンソース。こちらとデザート、カフェで同じく17.5€。安くはありませんが、パリジャンぽくカフェでのランチ気分を十分味わえます。

こちらはそのデザート。桃入りクリームブリュレ。一人分が大きいので、二人でいただきました。エスプレッソが合います。

ちなみに、こちらは、見た目はイマイチですが、洋ナシのデザート。


やはり、カフェ/レストランが開いて楽しみが増えました。

久しぶりのフレンチ

2021年06月19日 | パリに暮らして~in paris
街中のカフェに活気が戻り、ようやく店内で食事するのが当たり前の風景になってきました。
 
こちらは、マドレーヌ近くの大衆食堂Self Madeleineのランチ、11.8€(約1500円)
 
お次は、日本人シェフの店、Le Gentil。カリフラワーのスープと鳥の巣に入ったエビチリ!エビがぷりぷりして美味かったです。



メインは子牛でした。美味しくいただきました。


 

初夏の夕暮れ

2021年06月19日 | パリに暮らして~in paris
夏至が近くなり、今のパリの日の入りは22時近く。10時過ぎでもこの夕空。このところ日が長くて、家に帰る時間まで明るいので、エッフェル塔のライトアップを見るのも久しぶりでした。

涼しい風に吹かれながらこうした風景を見ながらビールを見るのも、カフェのテラス席の醍醐味ですね。
まあ、このせっかくの季節にカフェの封鎖が続けば、市民の不満は頂点に達していたでしょうね…。
こちらは、別の日の21時半過ぎのパンテオン。ちょうど夕日が当たってきれいでした。

こだわり!ラーメン

2021年06月15日 | パリに暮らして~in paris
ルーブル美術館に行った帰りに、息子が久しぶりにインスタント以外のラーメンが食べたいと生意気なことを言うので、前から気になっていたら「KODAWARI(こだわり) RAMEN」という店に行ってみました。
 
どれくらいこだわっているかというと、日本のラーメンが好きでたまらず、自分で魚介系スープや麺も研究して店を開いたというフランスの方が開いたそうで、店の中は、築地市場の中を再現したようにトロ箱が積んであったり、店内のBGM?も日本の駅の発車ベルや居酒屋の「いらっしゃいませ~」という音が流れたり、「ここまでこだわる!?」と日本人の我々も思うくらいの「こだわり」ようです。
肝心のメニューは、日本語とフランス語で書かれていて、魚介系スープのラーメンが4種類、卵などのトッピング、フランスらしく前菜、デザートなど。もちろん、デザートも、味噌アイス?など変わったものがありました。
 
とりあえず、前菜?としての「こだわり餃子」(7€=約1,000円)を頼んでみると…
豚肉と鯛を混ぜた具をゆでた餃子の皮で巻く、というかなり風変わりなで餃子でした。
フツーの餃子を想像していた妻と息子は唖然としていましたが、ラー油が辛いと言いながら頑張って食っていました。
 
こちらは鰯のダシが利いた醤油ラーメン(13.5€=1,700円)。薄いチャーシューのほかに、鯛の切り身とアクセントとしての味噌が載っています。

↓鯛の白湯ラーメン(13.5€=1,700円)。鯛の長時間煮込んだ濃いスープに細麺がよく絡みます。アクセントの味噌は白みそ。こちらもチャーシのほかに鯛の切り身。しかも、鯛はタタキになっていて、表面は焦げ目がついていますが、中はほんのり生っぽくなっています。
14時ころと昼のピークを過ぎた時間でしたが、店内は7割ほど埋まっていました。お客さまは、フランス人:日本人が3:2くらいでしょうか。いつも店に入るのに行列ができているそうです。もちろん、お店に入ると、イラッシャイマセとフランスのムッシューが出迎えてくれ、注文は流暢なフランス語で取ってくれます。日本語でも通じると思いますが…。

個人的にインパクト大だったのが、このオブジェ!
今や日本でも見かけなくなった公衆電話と読みかけの新聞、それにピンクチラシまで再現されています。
しかもこのオブジェがあるのは…

男性トイレでした。女性用のトイレにも何かあるのかしら…?
 
日本のラーメン屋はパリ市内に結構ありますが、間違いなく強烈なインパクトを放つ店ですね。もちろん、ラーメンの味も、強烈な個性とこだわりが感じられて、なかなか美味しかったです。

ルーブル美術館

2021年06月15日 | パリに暮らして~in paris
フランスと言えばパリ、パリと言えばエッフェル塔、凱旋門、ルーブル美術館ですが、パリ暮らし1年半にしてようやくルーブル美術館に行きました。(20年ぶり?)
 
空いているときに行こうと思っているうちに、職員のストライキでクローズしたり、コロナのために半年以上クローズしたりしていたので、今度こそ入れるときに行ってみようかと…。
 
平日でしたし、コロナの関係で定員の65%程度しか予約制で入れないので、混まない中ゆっくり見られました。現地の小中学生が見学に来ていてうるさかったけど。(思えば、学校の見学でルーブル美術館って凄い…)
 
さて、ルーブル美術館はもともと宮廷だったこともあって、建物自体が荘厳です。
天井画も口を開けて見ちゃいますね…。
とりあえず、有名どころのミロのビーナスも独り占めで拝めました。ミロというギリシャの島で見つかったから「ミロのビーナス」だとか…。
モナリザの前は少しだけ人だかりがありましたが、まあ数えるほど。写真も落ち着いて撮れました。ほとんどの絵画や彫刻が、ガラス越しでなく展示されている中で、モナリザだけは、大きな部屋の真ん中に壁を立て、そこに埋め込まれたガラス板越しに拝観するという別格扱いなんですね。

こちらも有名な、ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」。直接フランス革命が題材ではないようですが、どうしても連想しちゃいます。


他にも、エジプトのスフィンクやミイラ、メソポタミア文明、フランス近代絵画などたくさんの展示がありますが、3.5時間くらい見ておなか一杯になりました。ただでさえ、多くの展示がある中に、スタープレーヤーもたくさん揃っているので…。

日が長い

2021年06月10日 | パリに暮らして~in paris

パリは北海道よりさらに緯度が高いからか、6月の夏至近くになると、22時になってようやくこの夕方の暗さになります。

夕方18時でも西日が強くて暑いので、子供が布団に入った8時半過ぎから9時ころが静かだし涼しくて落ち着きます。この時間の夕涼みが癖になりそう…。