「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

全仏オープンテニス

2021年06月05日 | パリに暮らして~in paris
パリにいるからには…ということで、最近テニスを始めた息子も一緒に、テニスの世界4大大会の一つ、全仏オープンテニスを見に行ってきました。
 
よく夜中にテレビで見ていた世界最高峰の試合を目の前で見るなんて、滅多にないですよね。もちろん、メインスタジアムには入れない一番安いチケットでしたが、屋外コートの試合を自由に見て回れるので、いろんな試合を見られますし、何よりも間近に見れるので、十分楽しめます!

車いすテニス男子の世界ランク1位、日本の国枝選手も、手を伸ばせば握手できるくらいの距離で観戦できます。
日本人選手の試合では、応援席にも日本の人を結構見かけます。狭い世界なんで、息子の小学生の同級生や先生ともご一緒したり…。試合後、日本人選手にこんな間近にサインをもらえたりするのもイイですね。息子は、車いすテニスの世界ランク1位の国枝選手や、過去に全仏オープンで優勝している上地選手にサインをもらい、かなり喜んでいました。
アウトドアコートをいろいろと見て回れるので、アプリでどこのコートで何の試合をやっているか見ながら、移動します。こちらは女子ダブルス。その向こうに見える近代的な建物はセンターコート。ちょうどこの時、去年の全仏オープン優勝者のナダルがプレイしていました。

印象的だったのは、会場がとてもきれいで快適だったこと。トイレもきれいで待たずに利用できるし、自由に食事をとれるパラソル付きのベンチもあるし、なかなか快適な空間です。さらに、充電中は指紋認証で携帯電話を置きっぱなしにできる最新型の無料携帯充電器もあり、重宝しました。

デッキチェアーで、大型スクリーンでのパブリックビューイングが楽しめるエリアも。

16区というパリの中でも緑豊かな高級住宅地に隣接していることもあり、のんびり一日楽しめる雰囲気です。間近で世界一流のテニスが見られて、一日楽しめるなら、一人38€(約4,700円)も十分価値があると思いました。来年も行きたいなー。

中華ランチ

2021年06月04日 | パリに暮らして~in paris

今日は、久々に中華ランチと思い、散歩がてら近所の商店街へ。

 

「瀬戸」と日本的な名前のお店ですが、どう見ても品ぞろえは中華…。まあ、前菜+おかず+炒飯か焼きそばのセットメニュー(Menu)、で、テイクアウト6.8€(約900円)なので、リーズナブルな値段でしょう。

妻は、上げ春巻き+肉団子+焼きそば

私は、餃子+牛肉野菜炒め+広東ライス

をチョイス。それなりに美味しかったです。

パリの中心部なら9€(1200円)くらいしそうです。


テラスで街を眺めて…

2021年05月31日 | パリに暮らして~in paris

通り沿いのカフェに腰掛け、道に面して座りながら一杯…というのはフランスの文化の一つのようなもので、ロックダウンで半年以上カフェやレストランがクローズしてすっか見なくなりましたが、5/19にようやくテラス営業が再開され、21時過ぎまで日も明るく、夏のような陽気になったこともあり、多くのカフェのテラスもにぎわっています。

もともとフランスでは、アパートのベランダにも多くの家にテーブルと椅子があり、それほど広くないベランダでも、ご夫婦で日向ぼっこしながらお茶をしたり、ランチをしたり、というのをよく見かけます。我が家でもやってみようかということになり…キャンプ用の椅子を買ってみました。

テーブルの食事を囲んで、とはいきませんが(キャンプ用のテーブルセットを日本に置いてきてしまったのを後悔…)、椅子に座って夕涼みしながら、空を見上げてビールを飲むのは、気分爽快です。

カフェのテラス席自体は、排気ガスや通行人が気になるので座ろうとは思いませんが、テラスやベランダで外の風に吹かれることを好む気持ちはよくわかります。


パリの廃線跡

2021年05月22日 | パリに暮らして~in paris
近所のガード脇に公園の表示があったので何かと思って気になってガードの上へ続く階段を上ってみたら...
 
 
パリ市を取り囲むように敷かれた鉄道「プチット・サンチュール(=小さなベルトの意味)」の配線跡が遊歩道になっていました。
1970年代まで、アンドレシトロエンの工場があった場所や、食肉工場があった場所(現在はいずれも公園として整備されています。)まで物資を運んでいた貨客鉄道だったようです。
  
レールのポイントも残っていたり、枕木を重ねたベンチがあったりと、鉄道のノスタルジーをそそります。

市街地の外側に帯状の緑が残っているので、動植物にとっても貴重な緑地となっている、というようなことを書いた看板が立っていたり、意外と散歩する人が多かったりして、しっかり今では市民の憩いの場のようです。

昔の駅のような建物も残っていました。身近なところにこんな散歩コースがあって意外でした。子供たちもレールの上を面白がって歩いたりして、結構1.5km子連れでも歩けそうです。
 
後で調べてみたら、こちらに、この鉄道廃線跡めぐりの記事がありました。↓
ちなみに、この5月の時期、街路樹の緑も濃くなり、公園では色とりどりの花が咲いています。
4月のような華やかさよりも、色の濃さが目立つようになった気がします。
 

久しぶりの外食、久しぶりのラーメン

2021年05月21日 | パリに暮らして~in paris
カフェやレストランのテラス席がオープンして3日目、お昼時は天気が良かったので、職場の近くで久々に外食をすることにしました。
 
ラーメンなどの汁ものはなかなかテイクアウトする気にもならなかったので、中華系のヌードルレストランでラーメンを頼むことにしました。
 
店内営業ができないので、店の前に数席、それから目の前の道路にはみ出して臨時のテラス席を5,6卓作っていました。

パーコーメン、9.9€(約1,300円)。日本のラーメンとは違いますが、太麺もパクチー入りのスープも、そしてなによりもスペアリブの煮込みがおいしい!
レストランやカフェが半年以上クローズしていたので、約7か月ぶりの外食、(インスタント以外の)ラーメンを食べるのも8か月ぶりかな。
 
帰り際のバスの車窓からも、寒くても肩を寄せ合ってテラス席でグラスを傾ける大勢のパリジャンがいました。
ようやくフランスらしい風景が戻ってきたと思います。
 

カフェ、再開

2021年05月19日 | パリに暮らして~in paris
今日、5/19は多くのフランスの市民が待ちわびていた日です。昨年10月末以来、新型コロナウイルスの感染状況悪化に伴い閉鎖されていた、映画館、美術館、そしてカフェやレストランのテラス席が、一定の制約のもととはいえ半年ぶりにオープンするので。
 
早速、朝の8時台から、近所のテラス席のあるカフェにはかなりのお客さんがいます。皆待ちわびていたのでしょう。半年前まで当たり前だったこの光景を見るのは久しぶりです。

店内営業はまだ禁止されているので、狭いテラスになるべく多くの席を並べています。特例的に、店の前の路上に臨時のテラス席を設けるのも認められているので、こんなところまで!?、というところにもテーブルと椅子を並べている店もあります。

夕方街に出ると、テラス席で一杯飲むお客さんでさらにカフェはにぎわっていました。門限も、今日から19時から21時まで繰り下げられたこともあり、20時半過ぎで肌寒い空の下でも、多くの人が嬉しそうにグラスを傾けていました。パリの風景が戻ってきたと感じます。テラス席とはいえ、かなり密じゃないか、という気もしますが。。。
夜のTVニュースでも、久々にカフェや映画館が再開、という話題が大きく取り上げられていました。
私も早く、久々のカフェ・ランチを楽しみたいです。

ストラスブール その②

2021年05月18日 | パリに暮らして~in paris
川に挟まれたストラスブール旧市街は中世の街並みやドイツ風の木組みの壁が多く残り、雰囲気があります。川沿いの散策も快適。
狭い路地に入るとかわいらしい木組みの壁が残っており、独特の雰囲気。

川の中州一帯のプティット・フランスと呼ばれるエリアは、昔から水運の中心や水力発電所となって栄えたところ。今では水の眺め越しに旧市街を見渡せる観光名所になっています。

訪れた時は藤が満開でした。川の中州の公園で子供たちも喜んで遊んでいました。

ストラスブール大聖堂の尖塔も遠くに望めます。

街中のお菓子屋もおしゃれ。


散歩と味を楽しんだストラスブールとコルマールの週末でした。

ノートルダム寺院

2021年05月08日 | パリに暮らして~in paris
パリのノートルダム大聖堂といえば、2019年4月の火災でその尖塔が焼け落ちてしまい、世界的なニュースになりましたね。1か月後にパリ転勤の辞令を受けるまでは他人事でしたが…。
 
先日、パリの中心部まで行く機会があったので、近くに行って様子を見てみました。セーヌ川から、Saint-Michel橋越しに見えますね。後ろに聳え立っていたはずの尖塔はありませんが。橋げたには、橋を作ったナポレオン3世の「N」が見えます。

手前の地方裁判所の建物も立派です。

こちらはパリで一番古い橋Pont-Neuf。でも名前の意味は「新しい橋」。

初夏の陽気だからか、カフェが開いていないからか、セーヌ川沿いではたくさんの人がお茶をしていました。
 
2024年のパリ五輪には、ノートルダム寺院の新たな塔が姿を見せるのでしょうか。残念ながらしばらく目にすることはなさそうですが。

パリで見つけた! ビワ

2021年05月07日 | パリに暮らして~in paris
5月に入り、何気なく近所のスーパーに入ったら、なんと!、ビワが売っていました。あまり見かけませんが、あるんですねー。6,7個入って2.3€(300円程)と、高くもありません。
スペイン産のようで、NEFLE (セイヨウカリン)と書いてあります。ビワはカリンの一種?まあ、食べてみたらみずみずしく、果肉もデカい種も、まさしくビワでした。
 
また、4月後半から、スイカ(PASTEQUE)もよく見かけます。

果物は、最近では、スモモやプルーン、桃も見かけるので、いろいろと食べたいと思います。

2021/05/07

2021年05月07日 | パリに暮らして~in paris
フランスのネギ(poire)といえば、極太でとても生では食えませんが、ネギのキッシュは代表的な料理のようで、スーパーの冷凍食品としても売られています。今回はそれを作ってみました。

スーパーで売っているパイ生地に、15分程度よーく炒めたネギを広げ、その上に卵を溶いたものと、ヤギのチーズを敷き詰めます。

これをオーブンで30分ほど焼くと、こんな感じ↓
なかなかボリューミーでフランスらしい料理が想像より簡単にできました!まあ、ネギたっぷりなので、子供たちにはあまり受けませんでしたが。
 
ちなみに、ヤギのチーズはニオイが強いイメージでしたが、教えてもらったこのチーズは、臭みがほとんどなく、クリームチーズのように食えました。

何事も試してみるもんですな。