ブルーシャムロック

此処はtomohiroのオリジナル小説サイトです。
小説主体ですので、小説に興味の無い
人は、退出下さい。

馬を見ようよ_5

2010-09-26 19:19:22 | 信・どんど晴れ
「もしたしたら、この海外の利権団体は、藤澤氏の父親からむしり取ろうと
したのではないのかしら?」
淡雪はテレビの内容を少しだけ理解をした。
自殺だったのだろうか。暗殺されたにしては、それに對するにおいが
少ない。陰謀史観の人間であるならば、秘密裏になんとかとか考えるかもしれない。
だから、mongolに足繁く通うのにも、根拠がある。
レアアースに対しては私には関係がないし・・・。
そんなことをイイながらHotelの通路を歩く淡雪。
また、テレビでは藤澤氏の話題を伝えていた。
「今回はトカラに足を運んだ跡、サイン会を来月の3日に鹿児島市内で開く予定です。
藤澤氏にとって、馬のルーツをmongolと日本を結びつける文章を作成するために
昨年訪れた与那国島紀行と併せた南方馬紀行の集大成にするようです。」
モニターをちらりと見た淡雪は、
「彼女は、おかしな物に左右されずに馬の話題を書いていけばいい。
でも、サイン会が近日じゃないのが悔しいな・・・。」
といって、飛行機の時間を氣にし始めた。
おわり


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 馬を見ようよ_4 | トップ | 宍道湖と中海に捧げるバラー... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

信・どんど晴れ」カテゴリの最新記事