ブルーシャムロック

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リゾートタウンの數日間_4

2022-09-28 05:08:01 | 逆襲の藤隆
錬金術師は考えていた。
「なんだか知らないけれども、納得の行く水着用布ができない・・。
苦々草だったら、いいせんまで行ったけれども、そこから次が・・。」
と、錬金術師は人間界のリゾートタウンのお姉さんからもらった草を
みていた・・。
「これで昔織物を織ったというんだ・・。なんともない草のようだったが。」
錬金術師は以前紙の原料になった素材を見るが首を振った・・。
さて、錬金術師のアトリエに妖怪の国の留学している貴族が現れた。
「やあ、錬金術師きみにみせたいものがあってね。」
と貴族が見せたのは、一着の服だった。
「これは俺の国で木の皮を加工して衣服を作っている部族のものだ。
原料の木の皮ももらってきた。」
という。
錬金術師は閃いた。
「この木の皮は、考えるものに使えるかもしれない。」
と貴族の師弟にいう。
「ああ、新作楽しみにしているよ。」
と貴族。
錬金術師は、妖怪の国の木の皮とリゾートタウンのお姉さんが持ってきた織物に使って
いたと言われる雑草を合わせた。
木綿と化學纖維を合わせたような感じだ。いささか化學纖維より木綿が勝ったような
雰囲気だった。