ブルーシャムロック

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黄金を手にするもの_7

2014-11-01 18:51:40 | 信・どんど晴れ
達男の搭乗した飛行機は、無事福岡についた。
福岡についたら目立つものは、某ビジネス誌の見出だった。
「ル・ヴィサージュ、小田原から世界へ、橘恵美子の挑戦」
と書かれている。
確か、このケーキ屋って横浜元町にお店を出していなかったかな。
達男は考えた。
次に、飛び込んできた記事が
「宮沢賢治と野口英世の大河を早期実行を」
という記事だった。
地上波では、これは黄金につながらないだろう。
達男は考える。
携帯電話の電話帳を開け、
取引先に電話する。
「もしもし、松井です。これから20分したらオタクに赴きます。」
電話は了承したようだった。
「今度の会社の社長も、ル・ヴィサージュの社長みたいに、福岡から世界へだったっけ。」
彼は麥の品種改良に成功して、福岡のうどんやラーメンに使うという。
こういったベンチャーに投資するなんて我社も変わった。
といって市内に達男は消えてゆく。
おわり
コメント
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