すっかり、お腹がいっぱいになった私たちは、島にあるハイキングコースを回ることに
した。
「結構山だね。」
彰は苦笑していた。
「山だな。私は何ともないのだが。」
2人顔を見合わせて、ハイキングコースを登り始めた。急な階段を
一歩一歩づつ上っていく。
笹とも竹ともつかない植物が自生していて、暗い。
「私の島とか大島じゃあ琉球竹って言う植物が生えているが、關東のこれは
ほそいな。」
いけどもいけども、笹のような植物と、木ばかりの風景が開けない
場所に、私は辟易しようとしていたが。
「昔遠足に行った田沢湖の森も自是うっそうとしていた・・。」
彰も昔のことを思い出していた。
方向版に、灯台という文字が出てきた。
「灯台か。なんだか見てもいいかもしれないな。」
私は少し足が速くなっていた。
「足が速くなっているね。灯台という文字に惹かれたんだ。」
彰は皮肉を言う猫口になっていた。
「きさん、猫口だよ。」
そう言おうとした矢先、彰が
「珍しい水鳥だ。」
と思わず声を上げた。
木や竹が自生している横から、太陽が漏れている。そこからのぞいてみると
米粒のようなSizeながら、水鳥が見えている。關東のことを知らなければ
此處が關東だと思わないかもしれないという場所である。
「へぇ。ウチの郷里にあったかなぁ。」
私は思いつかない。
程なくして灯台に到着した。
また、Hotelのあった場所同様岩だらけの寂しいところに灯台が建っている。
正しくはPole といった方が正解だ。
「これが灯台。ちゃちだな。でもこれがハイテク時代の灯台なのかもね。」
無い頭脳を絞って、私はそういった。
「そうだろうね。こういう感じで今は船の航行が出来る。話を聞いていると、佳奈ちゃんの
出身地の大島海峡も船の往来が激しいから、ハイテクで制御できるでしょ。」
と、勉強が出来る子らしい答えが出ていた。
「お姫様。そういうことだな。私はただ何ともなしに、船の航行をみていたから・・。」
とその岩の上に立つポールを私は眺めていた。
つづく
した。
「結構山だね。」
彰は苦笑していた。
「山だな。私は何ともないのだが。」
2人顔を見合わせて、ハイキングコースを登り始めた。急な階段を
一歩一歩づつ上っていく。
笹とも竹ともつかない植物が自生していて、暗い。
「私の島とか大島じゃあ琉球竹って言う植物が生えているが、關東のこれは
ほそいな。」
いけどもいけども、笹のような植物と、木ばかりの風景が開けない
場所に、私は辟易しようとしていたが。
「昔遠足に行った田沢湖の森も自是うっそうとしていた・・。」
彰も昔のことを思い出していた。
方向版に、灯台という文字が出てきた。
「灯台か。なんだか見てもいいかもしれないな。」
私は少し足が速くなっていた。
「足が速くなっているね。灯台という文字に惹かれたんだ。」
彰は皮肉を言う猫口になっていた。
「きさん、猫口だよ。」
そう言おうとした矢先、彰が
「珍しい水鳥だ。」
と思わず声を上げた。
木や竹が自生している横から、太陽が漏れている。そこからのぞいてみると
米粒のようなSizeながら、水鳥が見えている。關東のことを知らなければ
此處が關東だと思わないかもしれないという場所である。
「へぇ。ウチの郷里にあったかなぁ。」
私は思いつかない。
程なくして灯台に到着した。
また、Hotelのあった場所同様岩だらけの寂しいところに灯台が建っている。
正しくはPole といった方が正解だ。
「これが灯台。ちゃちだな。でもこれがハイテク時代の灯台なのかもね。」
無い頭脳を絞って、私はそういった。
「そうだろうね。こういう感じで今は船の航行が出来る。話を聞いていると、佳奈ちゃんの
出身地の大島海峡も船の往来が激しいから、ハイテクで制御できるでしょ。」
と、勉強が出来る子らしい答えが出ていた。
「お姫様。そういうことだな。私はただ何ともなしに、船の航行をみていたから・・。」
とその岩の上に立つポールを私は眺めていた。
つづく