ブルーシャムロック

此処はtomohiroのオリジナル小説サイトです。
小説主体ですので、小説に興味の無い
人は、退出下さい。

面馬家の野望/6

2008-12-13 19:57:21 | 逆襲の藤隆
眼鏡を掛けた長身の男,
彼の名前は江平正男という名前である。
この男は、いわゆる関東でも神奈川縣と呼称されたテリトリーの
経済界の盟主で、今日の関東諸邦でも名前の知られた人間である。
「江平さん、今度鎌倉市内にに長崎料理のチェーン店を開こうと思いまして、
それで相談に上がりました。」
声の主はなんと面馬仙三郎であった。
「面白いですね。関東という地方の事を考えた以上は、展開を考えるのは
普通です。で、どこら辺に・・・。」
江平は聞いた。
仙三郎は少し考え、
「そうですねぇ。大体大船駅前と鎌倉駅前でしょうか。」
と答えた。
「なるほど・・・。あそこの物件ですね。」
仙三郎は承諾した。
「ところで、仙三郎さん。貴殿が態々関東に来た理由としては、おそらく横浜あたりの
面馬一族に会いに来たのではないでしょうか?」
と答えた。
仙三郎は
「そうです。現在関東に住む面馬一族としては、面馬師、面馬昭なる男がおりまして、
その男たちに会いに来たようです。彼らは納豆を好む日本人となっています。
私も日本人ですが、北九州の人間ですから・・。些か納豆は・・・。」
と江平をみた。
「納豆も慣れればうまいのですが、北九州人には、慣れないですか。」
と江平は笑った。
当時のことを報告する、仙三郎を見た
遷は・・・。
「列島にいる面馬一族を覚醒させるにはまだ時間がかかりそうだな。」
と答えたのであった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする