保健福祉の現場から

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寄生虫食中毒

2024年08月14日 | Weblog
R6.8.14日刊ゲンダイ「アニサキスには正露丸が効く…実証した高知大教授がさらなる調査 飲んで「痛み改善」が約8割」(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/health/359035/)は興味深いが、「正露丸を飲んでもすぐに痛みが治らなければ、追加して正露丸を飲んだりせず、速やかに病院へ行くべき」(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/health/359035/3)は理解したい。食中毒(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/index.html)の食中毒統計(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/04.html)について、R6.3.11共同「食中毒発生、2年連続増 23年、コロナ禍前の水準に」(https://www.47news.jp/10634962.html)で「寄生虫のアニサキスが約4割の432件」とあるが、R6.6.7Web医事新報「アニサキス症[私の治療]」(https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=24438)の「レセプト件数と厚生労働省の統計には乖離があり,実際には届けられていない症例が多いと考えられる」とある。農水省「食品の安全性向上に向けた対応状況【微生物】」(https://www.maff.go.jp/j/study/risk_kanri/r2-3/attach/pdf/index-5.pdf)には「クドア」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000133250.html)はあるが、「アニサキス」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000042953.html)は追加されないのであろうか。R5.3.31「令和5年度食品の安全性に関する有害化学物質及び有害微生物のサーベイランス・モニタリング年次計画」(https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/seisaku/attach/pdf/230331-1.pdf)にないのはどうなのであろうか。R3.6.22熊本大学「パルスパワーを用いた新しいアニサキス殺虫方法」(https://www.kumamoto-u.ac.jp/whatsnew/sizen/20210622)はどういう状況であろうか。インバウンド戦略としても重点的な取り組みが期待されるように感じる。とりあえずは、R5.11.17まいどなニュース「青く光るウネウネの群れに「ひええええ」 アニサキスライトに大反響「刺身出す店は常備して」そのお値段は」(https://maidonanews.jp/article/15058601)が出ているように、アニサキスライト(https://tacklenote.com/columns/anisakis-light/)の普及を図りたいところかもしれない。
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