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保健福祉の現場から

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PFAS問題

2025年07月17日 | Weblog
PFAS(https://www.env.go.jp/water/pfas.html)に関して、R7.7.16共同「PFASで心筋梗塞リスク 血中濃度、脂質異常と関連」(https://www.47news.jp/12870604.html)が目にとまった。R7.5.26衆議院「PFAS(有機フッ素化合物)対策における健康調査等の見直しのあり方に関する質問主意書」(https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon_pdf_s.nsf/html/shitsumon/pdfS/a217203.pdf/$File/a217203.pdf)のR7.6.6答弁書(https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon_pdf_t.nsf/html/shitsumon/pdfT/b217203.pdf/$File/b217203.pdf)p7「PFASによる健康影響については、地方公共団体が既存統計の活用による地域の傾向把握に取り組むとともに、既存の健診の定期受診を推進することが望ましいと考えております。また、PFASに対する総合的、総合戦略検討専門家会議によると、現時点での知見では、血中濃度と健康影響の関係性についての評価は困難であるとしております。したがって、現時点で血液検査自体を目的とした支援を行う予定はございません。」とある。政府のR7.6.13「「経済財政運営と改革の基本方針2025 ~「今日より明日はよくなる」と実感できる社会へ~」(骨太方針2025)」(https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/cabinet/honebuto/2025/2025_basicpolicies_ja.pdf)p34「PFAS対策として、科学的知見の充実や水道事業体への支援を進める。」とあり、「血中濃度と健康影響の関係性についての評価」に関して取り組みが期待される。R7.1.28共同「住民のPFAS検査「高い数値」 岡山吉備中央町長、結果公表」(https://www.47news.jp/12086938.html)で「国は血中濃度の基準について、知見が不十分だとして値を定めていない」とあるが、海外研究機関と連携して知見を深められないものであろうか。エコチル調査(https://www.env.go.jp/chemi/ceh/index.html)のR6.9.11「母親のPFASばく露と子どもの染色体異常:エコチル調査」(https://www.env.go.jp/content/000252656.pdf)の「本研究により母親のPFASばく露、特にPFOSばく露と子どもの染色体異常との関連が示唆された。しかしながら、妊娠初期の妊婦を対象としたことによる選択バイアスにより説明される可能性があるため、結果の解釈には注意が必要である。」についても、海外知見の集積により、はっきりさせた方が良いように感じる。R7.6.17下野新聞「PFAS「健康被害や風評被害出てからでは遅い」 環境省専門会議委員の鯉淵氏 予防原則に立ち、積極的対策を」(https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/1132411)に賛同する方が少なくないかもしれない。一方で、R6.7.25女性自身「発がん性指摘のPFASが全国の河川で検出…専門家が教える「家庭でできる対策」」(https://jisin.jp/domestic/2353579/?rf=2)の「“浄水器”の設置が有効です。安価な活性炭フィルターを自宅の蛇口につけるだけでも、およそのPFASは取り除けます」(https://jisin.jp/domestic/2353579/3/)は理解したい。「PFASに対する総合戦略検討専門家会議」(https://www.env.go.jp/water/pfas/pfas.html)のR6.8.1「「PFASに関する今後の対応の方向性」を踏まえた当面の主な取組について」(https://www.env.go.jp/content/000242249.pdf)p1「水道水における浄化技術に関する知見の収集・整理」、p3「活性炭に関する技術的知見の充実」に期待したいが、やはりコストが気になる。R6.5.16女性自身「“月の水道代869円”驚異的安さの自治体も…全国水道料金「格差」ランキング」(https://jisin.jp/life/living/2325115/)では「家庭用の水道料金(月20立方m使用);全国でいちばん安かったのは兵庫県赤穂市で月あたり869円。もっとも高かった北海道夕張市では月6千966円。」「民間の研究グループ「EY Japan」の試算によると、水道料金の市町村の格差は、2046年には20倍以上に広がる」とあるが、PFAS浄化により都市部でも水道料金が跳ね上がらないとも限らない。
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