保健福祉の現場から

感じるままに

病床・宿泊療養施設確保計画と医療計画・地域医療構想

2021年03月23日 | Weblog
R3.2.16「新型コロナウイルス感染症の医療提供体制の整備に向けた一層の取組の推進について」(https://www.mhlw.go.jp/content/000740121.pdf)(https://www.mhlw.go.jp/content/000740123.pdf)で示されていた後方支援医療機関の確保について、R3.3.19「新型コロナウイルス感染症に係る後方支援医療機関の確保に関する自治体の実践例や、G-MIS の調査項目追加について」(https://www.mhlw.go.jp/content/000756414.pdf)で埼玉(https://www.mhlw.go.jp/content/000756414.pdf)・神奈川(https://www.mhlw.go.jp/content/000756417.pdf)・大阪(https://www.mhlw.go.jp/content/000756418.pdf)とG-MIS項目追加(https://www.mhlw.go.jp/content/000756419.pdf)が出ている。R3.3.18「新型コロナウイルス感染症対策本部」(https://corona.go.jp/expert-meeting/pdf/sidai_r030318.pdf)のp95~「緊急事態宣言解除後の新型コロナウイルス感染症への対応(案)」p10「5月中までに病床・宿泊療養施設確保計画を見直す。計画の見直しに当たっては、医療機関の役割分担の徹底、潜在看護師の活用や全国的な医療従事者派遣を始めとした医療人材の確保、ICU 等のゾーニング改修、診療報酬や介護報酬上の特例的な評価等を通じた後方支援医療機関や退院患者を受け入れる高齢者施設等の確保や転院支援の仕組みの導入等により、実効的に病床を確保・活用することを徹底する。」とある。R3.2.5NHK「神奈川県 新型コロナ 厚木の民間病院が新たに患者受け入れへ」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210205/k10012851261000.html?utm_int=news-new_contents_latest_004)の「【準備1】専門病床の設置 【準備2】医療スタッフの確保 【準備3】研修で感染対策徹底」をみると、急性期医療に対応していない病院病棟には最初から検査陽性者の入院受け入れは少々ハードルが高く、R3.2.1Web医事新報「NEWS コロナ回復患者の転院先で「救急医療管理加算1」算定の特例を設定―厚労省」(https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=16505)も踏まえて、R3.1.28NHK「病床確保へ “10daysルール”とは 東京 八王子」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210128/k10012837321000.html)のような病床機能に応じた対応を進めた方が良い。R3.3.15NHK「介護老人保健施設 全国の半数近く コロナ回復患者受け入れ意向」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210315/k10012915211000.html)が出ているように、介護施設も活用できるであろう。また、R3.2.2Web医事新報「【識者の眼】「コロナ病床の空床確保と自宅やホテル療養者への医療支援」川口篤也」(https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=16509)やR3.1.28Web医事新報「【識者の眼】「コロナ陽性者の経過観察にオンライン診療を」黒木春郎」(https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=16501)を踏まえると、新型コロナ診療は入院医療だけではない。地域医療構想に関するワーキンググループ(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-isei_368422.html)の「良質かつ適切な医療を効率的に提供する体制の確保を推進するための医療法等の一部を改正する法律案の閣議決定について」(https://www.mhlw.go.jp/content/10802000/000737490.pdf)p5「新興感染症等の感染拡大時における医療提供体制の確保に関する事項の医療計画への位置付け」は令和6年4月1日施行である(https://www.mhlw.go.jp/content/000731828.pdf)が、すでに取り組んでいなければならない案件であるとともに、p7「外来医療の機能の明確化・連携(医療法)【令和4年4月1日施行】」は、感染症対策にも当てはまるであろう。R3.2.19DIAMOND「コロナ対策「墨田区モデル」の立役者が語る、入院待ち患者ゼロ持続の理由 西塚至・墨田区保健所長インタビュー(下)」(https://diamond.jp/articles/-/263248)の「国や都が示す基準はもちろん重要ですが、それに従うだけでは必ずしもうまくいかないということです。重要なのは、インテリジェンス(情報)とロジスティクス(物資)を独自に集めること。」(https://diamond.jp/articles/-/263248?page=2)は同感である。コロナのせいにして、医療計画(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/iryou_keikaku/index.html)・地域医療構想(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000080850.html)・医療と介護の一体的な改革(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000060713.html)を止めてはならないであろう。
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