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保健福祉の現場から

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老衰

2025年04月22日 | Weblog
R7.4.20Diamond「日本人の死因第3位の老衰が、医師にとって「不名誉な病名」なのはなぜ?【専門医が解説】」(https://diamond.jp/articles/-/362477)の「「老衰死」は、「老化負債」が返済されないまま、全身のさまざまな臓器の不調が重なって、それに耐えきれなくなって少しの刺激でバランスが一気に崩れ、不整脈や血圧低下、呼吸停止などが生じ「死」が訪れる状態です。」(https://diamond.jp/articles/-/362477?page=5)に目がとまった。但し、「令和7年度版死亡診断書(死体検案書)記入マニュアル」(https://www.mhlw.go.jp/toukei/manual/)(https://www.mhlw.go.jp/toukei/manual/dl/manual_r07.pdf)p9「死因としての「老衰」は、高齢者で他に記載すべき死亡の原因がない、いわゆる自然死の場合のみ用います。ただし、老衰から他の病態を併発して死亡した場合は、医学的因果関係に従って記入することになります。(例)(ア)直接死因 誤嚥性肺炎 (イ)(ア)の原因 老衰」のただし書きは正確に理解しておきたい。そういえば、R5.8.31国立がん研究センター「2021年の日本人の全死因死亡率は前年比で2.2%増加 がん(悪性新生物)の死亡率は0.6%減少 COVID-19、老衰、循環器疾患の死亡率増加が全死因死亡率増加の主要因」(https://www.ncc.go.jp/jp/information/researchtopics/2023/0831/index.html)が出ていたが、コロナによって老衰が増えたかもしれない。ところで、R6.10.15FNN「施設閉鎖の最中に69歳入居者「老衰」で死亡…“見捨てられた老人ホーム”問題「寝耳に水」放送見て閉鎖知る事態も」(https://www.fnn.jp/articles/-/772593)の報道をみると、「老衰」にはいろいろあるかもしれない。
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