NHK「医療情報を一元的管理 新番号制度検討へ」(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150428/k10010064401000.html)。<以下引用>
<政府の産業競争力会議の作業部会が開かれ、厚生労働省は、医療や介護サービスの質の向上や効率化に向けて、診察や処方薬などの医療情報を一元的に管理する必要があるとして、国民一人一人に新たな番号を割りふる制度の導入を検討する方針を示しました。政府の産業競争力会議は、28日IT技術の利活用に関する作業部会を開き、甘利経済再生担当大臣や永岡厚生労働副大臣、それに有識者議員らが出席しました。この中で、永岡厚生労働副大臣は、「診察や処方薬、検査データなどの医療情報を一元的に管理することで、医療機関や介護施設間の連携が円滑になり、医療や介護サービスの質の向上や、効率化・適正化につながる」などとして、国民一人一人に新たな番号を割りふる制度の導入を、検討する方針を示しました。さらに、有識者議員は、こうした制度を導入することで、民間企業が医療情報を活用して新薬の開発などにつなげられるよう、ルールや環境を整備すべきだと提言しました。これを受けて、甘利大臣は、来年1月から運用が始まる、マイナンバー制度と、医療情報の新たな番号とを連携させる仕組みについても検討すべきだという考えを示しました。産業競争力会議の作業部会では、今後、制度の導入に向けた課題についてさらに検討することにしています。 >
新陳代謝・イノベーションWG資料(http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/wg/innovation/dai8/siryou.html)には目を通しておきたい。「医療等分野におけるICT化の推進」(http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/wg/innovation/dai8/siryou5.pdf)をみれば時代が大きく変わる感じがする。この資料(http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/wg/innovation/dai8/siryou4.pdf)では2025年までに、レセプトデータ+検査結果、服薬等のアウトカムデータ+手術成績等のアウトカムデータ+生活環境におけるバイタルデータ+母子健康手帳、死亡診断書等のデータ等が予定されている。全国健康関係主管課長会議(http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000078305.html)の資料(http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000078281.pdf)(http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000078282.pdf)で「社会保障分野における番号制度」が出ており、正確に理解しておきたい。平成28年1月から個人番号利用スタートの割には、保健福祉関係者の認識が低いように感じる。資料(http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000078281.pdf)p2のスケジュールでは「平成29年7月目途~ 地方公共団体・医療保険者等との情報連携も開始」とある。「全国高齢者医療主管課(部)長及び国民健康保険主管課(部)長並びに後期高齢者医療広域連合事務局長会議」(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000077878.html)の資料(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12401000-Hokenkyoku-Soumuka/0000077884.pdf)「医療等分野におけるマイナンバーの利用拡充」で「健康保険組合等の行う特定健康診査情報の管理等における利用;被保険者が転居や就職・退職により保険者を異動した場合でも、マイナンバーを活用して特定健診等の情報を保険者間で円滑に引き継ぐことにより、過去の健診情報等の管理を効率的に行うことが可能となり、効果的な保健事業を推進できる。」「地方公共団体間における予防接種履歴に関する情報連携;予防接種法に基づく予防接種の実施は、有効性・安全性等を考慮し、過去の接種回数、接種の間隔などが定められている。このため、転居者については、転居前の予防接種履歴を正確に把握することにより、より一層の有効性・安全性を確保することができる。」は地域保健従事者はぜひ知っておきたい。医療等分野における番号制度の活用等に関する研究会(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-jyouhouseisaku.html?tid=197584)の昨年12月の中間まとめ(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000067915.html)はみておきたい。
<政府の産業競争力会議の作業部会が開かれ、厚生労働省は、医療や介護サービスの質の向上や効率化に向けて、診察や処方薬などの医療情報を一元的に管理する必要があるとして、国民一人一人に新たな番号を割りふる制度の導入を検討する方針を示しました。政府の産業競争力会議は、28日IT技術の利活用に関する作業部会を開き、甘利経済再生担当大臣や永岡厚生労働副大臣、それに有識者議員らが出席しました。この中で、永岡厚生労働副大臣は、「診察や処方薬、検査データなどの医療情報を一元的に管理することで、医療機関や介護施設間の連携が円滑になり、医療や介護サービスの質の向上や、効率化・適正化につながる」などとして、国民一人一人に新たな番号を割りふる制度の導入を、検討する方針を示しました。さらに、有識者議員は、こうした制度を導入することで、民間企業が医療情報を活用して新薬の開発などにつなげられるよう、ルールや環境を整備すべきだと提言しました。これを受けて、甘利大臣は、来年1月から運用が始まる、マイナンバー制度と、医療情報の新たな番号とを連携させる仕組みについても検討すべきだという考えを示しました。産業競争力会議の作業部会では、今後、制度の導入に向けた課題についてさらに検討することにしています。 >
新陳代謝・イノベーションWG資料(http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/wg/innovation/dai8/siryou.html)には目を通しておきたい。「医療等分野におけるICT化の推進」(http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/wg/innovation/dai8/siryou5.pdf)をみれば時代が大きく変わる感じがする。この資料(http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/wg/innovation/dai8/siryou4.pdf)では2025年までに、レセプトデータ+検査結果、服薬等のアウトカムデータ+手術成績等のアウトカムデータ+生活環境におけるバイタルデータ+母子健康手帳、死亡診断書等のデータ等が予定されている。全国健康関係主管課長会議(http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000078305.html)の資料(http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000078281.pdf)(http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000078282.pdf)で「社会保障分野における番号制度」が出ており、正確に理解しておきたい。平成28年1月から個人番号利用スタートの割には、保健福祉関係者の認識が低いように感じる。資料(http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000078281.pdf)p2のスケジュールでは「平成29年7月目途~ 地方公共団体・医療保険者等との情報連携も開始」とある。「全国高齢者医療主管課(部)長及び国民健康保険主管課(部)長並びに後期高齢者医療広域連合事務局長会議」(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000077878.html)の資料(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12401000-Hokenkyoku-Soumuka/0000077884.pdf)「医療等分野におけるマイナンバーの利用拡充」で「健康保険組合等の行う特定健康診査情報の管理等における利用;被保険者が転居や就職・退職により保険者を異動した場合でも、マイナンバーを活用して特定健診等の情報を保険者間で円滑に引き継ぐことにより、過去の健診情報等の管理を効率的に行うことが可能となり、効果的な保健事業を推進できる。」「地方公共団体間における予防接種履歴に関する情報連携;予防接種法に基づく予防接種の実施は、有効性・安全性等を考慮し、過去の接種回数、接種の間隔などが定められている。このため、転居者については、転居前の予防接種履歴を正確に把握することにより、より一層の有効性・安全性を確保することができる。」は地域保健従事者はぜひ知っておきたい。医療等分野における番号制度の活用等に関する研究会(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-jyouhouseisaku.html?tid=197584)の昨年12月の中間まとめ(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000067915.html)はみておきたい。