友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

いつまでこんな選挙が続くのだろう

2021年12月04日 17時35分52秒 | Weblog

 すっかり冬空になってしまった。灰色の雲が重く冷たい様で広がっている。風もあって外に出る気もしない。こうして一日中家に籠っていると、精神まで重くなっていく。今朝の中日新聞に「国会議員の収入一覧」が掲載されていた。

 裏金を要求されたと告発した、新潟県の衆議院議員がテレビ番組で取り上げられていたので気になって見てみた。泉田裕彦議員は総収入が2,882万円で、自民党支部から1,542万円受け取っている。

 新人議員かと思ったら、随分キャリアのある人だった。京大卒の官僚で、2004年から3期新潟県知事を務めている。42歳で知事に立候補した時、「裏金を要求した」という新潟県議が応援し、当選することが出来た。以来ふたりは「師弟関係」にあったと周りは見ていた。

 2017年の衆議院選挙に立候補し、知事から国会議員に転身した。こうしてみると何度も選挙を戦っている訳だから、どうすれば当選できるかも分かっている人だ。10月の衆議院選挙では米山前知事との決戦で、下馬評では勝ち目がないと言われていたようだ。

 自分を知事に押し上げてくれたボスとのやり取りが公開されている。「2千万や3千万の金を惜しんで、一生を投げ出してはいけない。信用できる人にまとめて渡せ」と言われ、「違法行為にならないようにしないと」と返すと、「いや、そんなものはね、ハッキリ言うよ、言葉の問題だけで、実際はそんなものを気にしている候補者はひとりもいない」と説得されている。

 選挙前だから、政治活動の費用との解釈だろうが、選挙は金がかかる。金を出し惜しむと人が寄って来ない。しかし、いつまでこんな選挙が続くのだろう。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« いつか地球は滅亡する | トップ | 立派になっていく人は皆「根... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事