友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

「運転ご苦労様でした」

2024年09月04日 18時10分01秒 | Weblog

 水曜日はデートの日、今日は豊田市美術館で開催中の『エッシャー 不思議のヒミツ』展を観に行って来た。ナビが高速へと誘導するのに逆らって、下道で行こうとしてかなり大回りしてしまったが、ドライブを楽しんだのだからヨシとした。

 でも、山がちな緑の道路はダンプカーも多く、ちょっと怖かった。朝のテレビ番組で、高速道路を逆走する車が映し出され、運転者は80代の高齢者と聞くと他人事ではない気がした。そんなこともあって、高速を利用したくなかったのかも知れない。

 平日だから入場者は少ないだろうと思っていたが、駐車場に車は多いし、中に入ってみるとさらに多くの人数だった。エッシャーってそんなに人気があったのか、周りを見ると若い人から年寄りまで、年齢の幅は広い。

 写真撮影がOKなのもちょっと珍しい。でも、中に入ってその理由がよく分かった。作品は木口版画やリトグラフが多く、エッシャーの特徴である「だまし絵」なので、アレッと思って観直すから、写真に収めたくなるのだ。

 そればかりか、実際に「だまし」を体験できるコーナーもある。展覧会を観て回るうちに、何だか足が地に着いていない気までしてきた。鏡の部屋や逆さまに見える部屋を体験した後は、平らなところを歩いているのか、坂になっているのか、分からなくなった。

 美術館の中のレストランで昼食をいただいたが、午後1時を過ぎていてもまだ混んでいた。中年女性の3人組は、食事が終わってもまだまだ会話に夢中で、店員は決して何も言わず、立派だったが、外で待つ人が気の毒になる。

 帰りは「ナビの指示通りにするね」とカミさんに伝えた。豊田インターから東名高速に上がり、上社から名2環で戻ってきた。思った以上にスムーズで、「ナビを買い替えしなくても、まだいいみたいだね」と笑った。

 カミさんが「運転ご苦労様でした」と言ってくれた。

 


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1 コメント

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Unknown (ヒロヒコです)
2024-09-05 22:45:49
40年前が初版の坂根厳夫さん和訳の「エッシャーの宇宙」持ってます。同じく騙し絵を紹介した「遊びの博物誌」「新・遊びの博物誌」も持ってますがキッカケは記憶にありません。でも面白い本なんで処分出来ません。
ジャンルとして良く解りませんが「メディア・アート」を紹介、企画に携わった方のようです。

我が家は時間があり経済的余裕があればもう一度キャンピングカーで何処へでも出かけたいと思ってますよ。
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