友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

立派になっていく人は皆「根性」がある

2021年12月05日 17時25分42秒 | Weblog

 福岡マラソンを見ていたら、ゴール寸前で倒れる人がいたが、最後の直線コースで前の人を抜く人もいた。よく2時間以上も走り続けられると感心する一方で、最終コースで人を抜く力が残っているなら、もっと前から頑張ればいいのにと勝手なことを思う。

 私は長距離走が全くダメだ。卒業した高校は、冬季に校外を走る行事があったが、3年間全く振るわなかった。なのに、背は150センチ未満の小柄で痩せていた女生徒が、毎年女子部で優勝したから驚いた。彼女は成績も常にトップで、東大に進むように言われていたのにお茶の水大に進学した。

 長距離走は「根性」だと私は思っている。我慢して、我慢して、最後まで走り切る。そのために自分をコントロールできる人が上位を目指せるのだろう。私は何でも夢中になるが、長期に続けることが出来ない。早く結果が欲しくて、それでいてすぐ諦める。

 自分の人生を振り返っても、瞬間的には頑張れるが長く続いたことが無い。長距離走が得意な人は、自分をコントロールできる「根性」のある人だ。お茶の水大に進んだ彼女のことを思い出していると、私の教え子がFacebookに、12月に行われるホノルルマラソンに参加すると書いていた。

 それを見た別の教え子が、「ホノルルマラソンに参加したことがある」と書き込んだ。エッ?ふたりとも高校生の時、長距離好きだったの?と思ってしまった。デザインを志すような子は、私と同じで一発勝負な子だと思い込んでいたのだ。

 立派になっていく人は皆「根性」があるのだと思い知らされた。この歳になっても、散歩することも億劫なナマケモノは、やっぱり「根性」に欠ける。


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1 コメント

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Unknown (さだしです。)
2021-12-05 22:02:23
58歳で脳出血で倒れた時、残りの人生を思うと25年は生きるのに自分の足で歩けなくては
皆んなに迷惑かけるし、残りの人生そのものが楽しく無いので、リハビリをガンガンやって
自分の足で立ち、退院出来るまで頑張ったのは「根性」のみだったと思う。
何が立派なのかはわかりませんが起こってしまった事を悔いてる時間があったら、前に進もうと思いたいです。
あるのは未来だけです、一日一日悔いのない時間を過ごして行くことが大切だと思います。
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