友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

引っ掛かること2つ

2022年04月27日 17時35分22秒 | Weblog

 朝日新聞(4月26日)に、「昭和天皇とヒットラー並べた動画」の見出しがあった。記事は「ウクライナ政府の公式ツイッターとみられるアカウントが投稿した動画に、『ファシズムに負けない』という趣旨と共にヒトラー、ムソリーニに加えて昭和天皇の顔写真が掲載されていた」とある。

 磯崎官房副長官は記者会見で、「同列に扱うということはまったく不適切であり、極めて遺憾」と述べたが、なぜ不適切なのか説明していない。第2次世界大戦は、ドイツ・イタリア・日本の3国同盟が侵攻した大戦で、相手国ばかりか自国にも未曽有の死傷者と破壊を招いた。

 その責任者を掲載し、「ファシズムとナチズムは1945年に敗北した」と説明、プーチン政権のファシズム的性格を非難する動画である。事実に間違いはないと思うが、磯崎氏はなぜ昭和天皇を同列に扱うなと抗議したのだろう。昭和天皇ではなく、東条英機なら「ヨシ」だったのだろうか。天皇は操り人形であったとしても、軍の最高責任者であったのだから、何らかの責任を果たすべきではなかったのか。磯崎氏の会見は私には納得いかなかった。

 引っ掛かることと言えば、ロッテの佐々木投手の投球に主審が「ボール」と判定し、佐々木投手が思わずのけ反るような仕草をしたところ、主審が怒り顔でマウンドへ駆け寄ろうとし、捕手が間に入って止めるシーンをテレビで見た。

 主審は佐々木投手の行為は審判を侮辱したものというなら、「退場」を宣言すればよかったし、「あれはダメだぞ」という程度なら、チェンジの時に注意すればいいのに、テレビで見る限りは「遺憾」な行為だった。なぜなのかをはっきり言えないことはすべきではない。


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