友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

何人の親友に会えるのだろう

2022年04月26日 16時47分31秒 | Weblog

 中学生になった孫娘に、「学校はどう?」と訊いた。「楽しい」の答えにホッとした。「担任はどんな先生?」と訊ねると、「男。社会科の先生。嫌い」と言う。好き嫌いは仕方ないが、どうも孫娘は男性の先生と、小学校の時から馬が合わないようだ。

 命令的で断定的な口調の先生なのかも知れない。感性も思考も研ぎ澄まされていく時期だからとちょっと心配だ。孫娘はどちらか言えば、好き嫌いがはっきりしている。誰とでも仲良くして欲しいと思うが、「どうして嫌いな子と仲良くしなくてはいけないの」と噛みつかれそうだ。

 自分から心を閉ざせば、相手も閉ざしてしまう。自分が思っている以上に、本当はいいところがいっぱいあるかも知れない。相手の嫌なところばかり見ずに、いいところを見つけて好感を持って欲しい。そうすればたくさんの友だちに出会えるだろう。

 学校で出会う先生や友だちは、生涯の宝である。自分の幼さを知っているし、成長する過程も見てきた貴重な存在だ。私自身、学校で出会った友だちと今も付き合いが続いている。先生の記憶も残っているし、先生の家に遊びに行ったことも覚えている。

 先生たちは亡くなってしまったが、友だちは元気に暮らしている。私たちも高齢者だから、健康そのものとは言えないかも知れないが、会えばきっと、「おお、元気か」と言い合い、昔話に落ち着くことだろう。人は生涯で、何人の親友に会えるのだろう。


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